天皇賞馬ジャスタウェイの直線の通り道はjust a way to the Emperor...
東京競馬場の天皇賞はジャスタウェイの圧勝でした。直線残り400m地点で外から内に切れ込んで、先頭に踊り出ると、追いすがるジェンティルドンナを突き放す強さを見せました。父ハーツクライが有馬記念で先に抜け出し、ディープインパクトを破ったように、ディープ産駒ジェンティルドンナを同じような展開で破った所に血統の因縁を感じたレースでした。さらに、直線残り400m地点で外から内に切れ込んだ福永騎手の判断力には参りました。なぜ、福永騎手は直線で外から内に大きく切れ込んだのか?ただ寄れただけなのか?もしかしたら次のような深い理由があったのかもしれません。1)水はけを良くするために、コースは外が高く内を低く設計されている。 だから、外から内に切れ込んだほうが坂道を下るように進める。2)天皇賞のレース中に北北東から平均風速2.6m/sの風が吹いていて、ちょうど直線で外から内へ切れ込むと追い風を受けて速く進める。逆に内から外に出したエイシンフラッシュは風の抵抗を受けながら、さらにバンクを上る不利があったと思われる。3)東京競馬場はメインスタンドのフジビュースタンド6F建てとメモリアルスタンド6F建てがあり、北からの風はスタンドが風除けになって風の影響はほとんどないのですが、北東からの風は、メモリアルスタンドの横から吹き込んで直線残り400mから300mまでの間で外から内に吹いている状態だった。だからこの100mの間に内側に切れ込んだ馬だけ追い風の恩恵を受けられます。(メモリアルスタンドの右側には北東からの風の通り道があります。)4)最終コーナーでは、向かい風になるけれども、ジャスタウェイは外前に一頭馬を置いて風をよけながら進んでいました。逃げたトウケイヘイローはもろに向かい風を受けていたし、トウケイヘイローの外に出していたジェンティルドンナも向かい風を受けて第4コーナーを回っていました。5)さらに向こう正面では福永騎手はナカヤマナイトを斜め前に置き、風除けに使っていました。以上偶然かもしれませんが、ほとんど風を味方につけたような福永騎手の好騎乗に見えました。実力伯仲のレースなら風でも味方につけた方が勝ちですからね。向こう正面に見える東京競馬場の国旗がかなりたなびいていたので、平均風速は2.6m/sでしたが、レース中はもう少し吹いていたかもしれません。CapStone新聞のリアルタイムの風情報