長年、患者さんに接していると、
Aの症状の治療が終わると、次にBの症状が出る。
Bの症状の治療が終わると、次にCの症状が出る。
症状A→症状B→症状Cのように次から次へと、症状が出てくる。
治療に終わりがない。いわゆる不定愁訴というものがある。
しかし、本当はAからB、BからCへと症状が変化したように見えるが、
もしかしたら、A,B,Cの症状が同時に起きている可能性もある。
患者さんの症状の強さがA>B>Cの順である場合、
同時にA、B、Cが起こっていても、
自覚症状は症状Aのみ、症状Bや症状Cは強いAに隠れている状態。
ここで症状Aを治すと症状Bが浮き上がってくるように次の症状として現れる。
そして症状Bが治まったら、症状Cが自覚される。
諸症状が、同時進行で起きているのか、
時間の変化と共に起きているのか、
を見極めることはなかなか難しい。
そんなことを考えていたら、これを競馬予想に応用できないだろうか?
とそんな馬鹿げたことを考えている。