前回更新時からしばらく間が空いてしまいましたが、タイガースの現状はどうなんでしょうね？
貯金4という成績はまずまずだと思いますが、得失点差が－7というのは大分苦しんでいる結果ではないかと。
個人的な予想としては、昨年の戦力から単純にスタンリッジの貢献をマイナスしたとしても、得失点差でプラスを維持できる戦力だと見ていましたので。実際には、呉昇桓は久保以上の貢献をもたらしていますし、ゴメスも新井兄以上の成績ですので、それらのプラス要因も踏まえると、得失点差はプラスになってるはずではあるんですがね～
タイガースの現状の成績を眺めていて気になるのが、DER（インプレイなった飛んだ打球のうちアウトになった割合）がリーグ4位と低い点です。現状の各チームのDERは以下の通り（失策出塁等は反映できておらず、正確な数字ではありませんので、その前提でご参照ください）。
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昨年はリーグ1位だったタイガースのDERが低迷しています。広島はさすがです。
まだ50試合強の消化ですので、単純に運が悪い（運悪く打球がヒットゾーンに飛んでいる）という可能性もあるのですが、試合を見ていても主観的な印象として、守備でアウトにし切れていない印象があります。
また時間があるときに、タイガースの各ポジション別の現状のRRFを算出して、どのポジションが足を引っ張っているのか検証してみたいところです。
あと、今シーズンは岩田の貢献が目立つのですが、これって昨年との比較で単純に運よく打球がアウトになっている（被BABIPが低い）だけじゃないよね？っていうのが気になり、数字を見てみました。
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昨年 |
今年 |
被BABIP |
.292 |
.260 |
K/9 |
5.15 |
6.47 |
BB/9 |
3.30 |
2.92 |
確かに昨年より被BABIPが低く、運に恵まれている部分もあるのですが、奪三振率と与四球率も改善されています（特に、奪三振率の改善は大きい印象です）。
今のところ、昨年よりパフォーマンスを上げていると見て間違いなさそうですので、今後も期待できます。
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