続きです。
しかし、なぜそこまでして放送即時中止要求を出すのか？反面教師として見ればよいのではないか？
１つは表立って言っているが、施設児童へのイジメの助長と見ているからだろう。深夜で子供が寝た後の放送とはいえ、これだけ騒げば子供達も興味を持ち、ネット時代の子供達らしく調べ、身近に施設児童が居ればドラマのようにイジメの対象にしかねないのは確かだ。最近は子供達もだが、大人がドラマをドラマとして見ていない傾向がある。恋愛ドラマも俳優が演じる役柄の人間が実在する、と思って見る大人が多くなってきて、フィクションとノンフィクションの境がなくなって来てしまってるのだ。
そんな視聴者だらけの今の時代に、そんな児童施設ドラマなんかやったら、イジメが助長され自殺者が出るに決まってる、という訳だ。自殺者が出たら、日テレや脚本監修者だけでなく、出演者やＣＭ企業まで全て一環して訴訟に持ち込む、としているし、番組をチェックさせて訴訟に持ち込む為の担当がすでに配置されているらしい（団体内の弁護士が担当していると思われる）。
もう１つの理由は、施設内暴力が実際には存在している為、それをドラマという形であれ公表されては困る、と焦っているからだ、とも考えられる。そう思わざるを得ないほど、放送即時中止要求が必死過ぎるのだ。
施設内において、援助者・介護者からのパワハラ・イジメ・セクハラは、確かに実在する。根拠は、よく事件で出て来ているからだ。『障害者施設で援助者が未成年女性障害者を強姦し逮捕』など、言いたくないが毎年必ず何回かはニュースで見ている。逮捕者は氷山の一角だろう事は容易に推測出来てしまう。施設内でのこういう行為は家庭内暴力及び（逃げ場がなくレイプされるがままという意味では）近親相姦と同義なのだ。最初の日記で野島氏が施設福祉反対派かもしれない、と書いたが、野島氏は生でそういう現場を見てしまい心に刻まれてしまったのではないだろうか？そして、その隠蔽体質を表面化させる為に、毎回毎回こういうドラマにしているのではないだろうか？そう考える事も出来る（プロパガンダドラマ説よりよほど現実的だ）。
まだまだこの論争は続くだろう。平和的に丸く収まるか、裁判沙汰になるか、『家なき子』の時のようにテロに晒されるのか、進展が気になる。
最後に。
飽くまでも、自分の一個人的推論及び考察であり、証拠のない推測も混じってる事を念頭に置いて下さい