さて、五葉松の整姿のその後ですが、弟子に任せて自分は雑木の剪定ちょこちょこしてましたが、なかなか終わらないので、渇を入れました(笑)
なんとか終わったらしく、なんとか纏めた様ですが、やはりまだまだ
枝もばらつき、粗掛けのまま小枝に針金を掛けただけのようになってしまいました
スパルタンXなので、決して誉めません(爆)
植え替えは来年に持ち越して、手直しして、今日のお仕事終り
またニン
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さて、五葉松の整姿のその後ですが、弟子に任せて自分は雑木の剪定ちょこちょこしてましたが、なかなか終わらないので、渇を入れました(笑)
なんとか終わったらしく、なんとか纏めた様ですが、やはりまだまだ
枝もばらつき、粗掛けのまま小枝に針金を掛けただけのようになってしまいました
スパルタンXなので、決して誉めません(爆)
植え替えは来年に持ち越して、手直しして、今日のお仕事終り
またニン
Good morning
今日も相変わらず、暑いですねぇ
さて、今日は中品より少し大きめな五葉松の登場です
立ち上がりにサバを噛んだ、山採りらしい五葉松で太さもあるのですが、やはりこの樹も枝が随分長く間延びした感じで、幹に対して、大きくなりすぎてます
おまけに、元から3本の枝が分かれてまして、下の2本は平行に並んでるのがなんとも嫌味になってます
これは流石に『味』とは呼べず、人の手で、解消してあげる必用があります
まず、写真では解りづらいですが、上下の枝で、下枝はフトコロにまるで小枝が無いので下枝を外す事に決定
ノコで枝を落としたら、あまり長々と残さず、なるべく短くジンにしましょう
(枝に芸を持つ場合は少々長くても
味が出る)枝抜きは、切ったら着かないけど、切るのは何時でも切れるが、切らなければ良くならない、考え出すと多分枝抜きは出来ません(笑)
あとは沢山の盆栽を見て、経験や感性で頑張ってみて下さい
分からない時は、盆栽屋さんと相談して決めるのが一番です
テッポウムシの撮影に成功しましたので、公開します
(投稿出来るサイズに制限があり、綺麗に見えないかもしれません)
いつも、発見しても、手やハサミで潰してしまった状態や、動かなかったりと、紹介できるほどの幼虫君はいませんでした
今回、去年裏の目隠しに植えた60本近くのマキの木の、隅の1本だけ枯れてしまったので、水切れかなぁ？と思って、とりあえず、元から切ってみたら、なんか幹がフカフカ
アレ？と思って皮を剥いたら、御覧の通り
枯れた原因は、水切れではなく、カミキリ虫の幼虫に、食い荒らされてしまった様です…
隅っこやられました
盆栽でなくてまだ良かったですが、あちこちから仕入れてくると、盆栽逹も、病気やら虫やら結構ついてきます
見つけてからの消毒よりも、予防で散布する消毒の方が大事なんですよ
それでも、植物ですから、病害虫は避けられませんので、見つけたら即殺菌殺虫は心掛けて下さい
彼らも必死に生きてます、気持ち悪いとかはあると思いますが、殺める時は『ゴメンネ
』と心の中で言ってあげてくださいね
やはり枝の間延びのおかげで、タレタレ…
こういった場合、16番線でも十分な枝でも、1・2番太めの14番線辺りを使ってください
針金が細く、枝が雨風でまた垂れてしまうと、整姿直後は綺麗でも、矯正の役目を果たしません
ただ針金が巻かれているだけで、無駄な作業になってしまいます
針金掛けの一番の目的は枝の矯正なので、展示会などに飾る際には、針金が掛かっていない姿が理想です
しかし、全てそうも言ってられないので、展示会を予定してる盆栽には、必要最低限の針金で済ませます
今回のこのシンパクは、まだ中品サイズなので、枝の棚割りは楽ですが、小品サイズでの棚割り、空間の使い方が、やはり限界があるというか、小さくなればなるほど、小葉性のものでないと、景色や流れを出すのが難しいです
山採りは嫌味さえも味になってしまうから、スゴイ
山採りシンパク来ました
一度は綺麗に整姿された樹ですが、針金が外されてから、何年か放置された様です…
水掛けと、肥料だけはちゃんとしててくれたのは救いですが、このままの管理では、枝はひたすら伸び垂れ下がり続け、樹精はなくなり、なんとも情けない姿にしかなりません。
そこで、垂れ下がって、元気のない枝を剪定し、少し大きくなってしまった為、間延びした枝も追い込み、針金掛けで、もう一度晴れ舞台に上がれる樹に戻してあげましょう
モコモコしてるけど、フトコロ芽はタレタレの元気がない芽ばかり…
さて、どんな姿魅せてくれるかな
みなさん、夜間の割引は半額なの知ってました
(今更？(笑))4時までですよ
5時までにしてくれないかなぁ…4時って結構まだ眠いんだよねぇ
雲コ龍くんが、途中で寄って飯でもなんて言ってたけど、そんな事したら、こんな朝早くに出発する意味ないじゃん…
という事で、なんとか無事に半額で今日は埼玉へ行ってきます
スペインから盆栽の買付、研修に来ている、パティです(笑)
彼は、腹に
ボールが入ってるかのようにメッチャ出てる妊娠か
(爆)外国の人のほとんどは陽気な人ばかりで、楽しい
仕事中はウザイ時もあるが、彼らの紹介などで、海外デモのオファーが少しずつ増えている
外国での仕事は精神的にも肉体的にも、かなりの疲労がたまるから、あまり好きではないけれど、皆が楽しんで、喜んでくれると、また来たいなぁと、最後は思うんですよね
頑張れ若僧
(盆栽界で30代はヒヨコ扱いなのですワラ)
昔の写真を眺めていたら、作業過程は残していませんでしたが、自分でも、よくこの姿から図だししたなぁと思うような写真が出てきました
この素材みなさんならどうします？
ほぼ完成樹(形に変化をもたらすので、完全なる完成はない)には色々な人の手に渡ったり、色々な人の手が入り、時には1人の作家、愛好家の長い年月をかけて持ち込まれた歴史があります
素材にはまだ歴史と呼べるほどのものはありませんが、誰かしらの手が入っているわけで、これからの素材には完成樹とはまた違った夢があります
勿論自分も歴史ある盆栽も好きですが、かっこよく言えば、職人魂が疼くのです(笑)
何かしろ、もっとこうしたら、ああしたらみたいな考えを持ってしまうんですよ
みんなもそうじゃないですか？
左右に傾けるとか、裏表ひっくり返すとか、色々手に取って想像したくなりますよね
(笑)まぁ、改作です
時には何もしない方が良い場合もありますが
少し話はそれますが、盆栽は枝を切られ、根を切られ、針金を掛けられたり、可哀想と言う人もいるかもしれません。
しかし、展示会などの晴れ舞台に飾られる様にもなれば、人はそれぞれの樹に対して、荒々しさや、優しさなどの中にある、風情にたどり着く。時に感動を覚える。
そうなれば、一概に可哀想とも思えない。勝手な判断かもしれないが、生命を人に委ね、いつの日かを夢見て、樹も喜んでくれているかもしれない。そう思いたい。
自分は樹と会話が出来る訳でもなければ、気持ちが分かる訳でもありません。
ただ、色んな事ある中で、毎日の管理の中で、察してあげる事は大事ですよね
一生勉強です
まるで文脈の無い、おまけにちょっぴり堅苦しい話になってしまいましたのでこの辺で
近々、改作後の姿アップしますね