はちみつのイメージといえば・・・
甘い!とか、健康にいい!とか・・・あとはミツバチだとか?
色々なイメージがあるけれど
これは そんなイメージとはかけ離れた
ドロッドロな会社のお話。
知らずに?というよりも 気付かずに?てゆーーーか! 騙されて・・・?
うっかり足を踏み入れてしまった ヤバい会社の実情を
誰にも読んでもらえないかもしれないけれど 記録に残しておきたくて
ブログを書くことにしてみました。
まず、私のことから説明させて頂くと
白黒ハッキリさせたい!という思いが強い 面倒くさいといえば面倒くさいタイプ
大人になるにつれて、それだけではなくて グレーゾーンもあるものだと
色々な経験から学んだというか、学ばされました。
そして、私自身の人生を振り返ると やってみなければわからない!一生懸命、やれることをやる!
『虎穴に入らずんば虎子を得ず』的な精神で 突き進むも、ぶち当たっては砕かれ
その度に 周りに居てくれている人たちに支えられて、立ち直ってはまた砕かれて…の繰り返しだったような(笑)
でも、自分の人生の中で無駄な経験はない!必ず自分の為になる成長する為の経験だ!と
七転び八起きの不屈の精神でここまで生きてきました。(笑)
そんな私が今回も 知らず知らずの間にまたしても・・・
(ハラハラ!ドキドキ!)
一体どんなことがこの度は起こったのか、是非 ご覧頂けましたら幸いです。
とある田舎町の片隅にある『はちみつ屋さん』
名前は・・・夕焼け養蜂(仮とさせていただきます)
そのはちみつ屋さんの現社長は 昔からの知り合いで本当に面倒見もよく
私のことをいつも気に掛けてくれる優しい人
どんな時でもフワッとした優しい話し方、人当たりも良く思いやりのあるお姉さん的な存在。
そんなに頻繁に連絡を取る訳ではないけれど、時々フッと気になり連絡を入れてみると・・・
『最近どう?元気にしてる?』という私の問いかけに、返ってくる答えは『元気じゃない・・・!』ということが多くて
その度に『大丈夫?何もできないかもだけど・・・お茶でもする?』と色々な相談を聞いてきた。
家族関係・旦那のDV・子供の反抗期・会社の中の事などなど、本当に色々なことを
相談してきてくれたんだけど
どれもこれも、聞けば聞くほどにヒドイ話が多くて・・・
何でこの人はこんなにツライ目にばかり合わせられるのだろう?
何か力になれることはないか?といつも思っていた。
だからいつも数時間に渡る悩み相談も苦になんてならなかった。
実家での家族関係に関しては、実の親・姉妹から、のけものにされてたり
掛かってきた電話は、母親が出た時は繋いでもらえず切られてしまったり
姉妹の分の食べ物は用意してくれてるのに彼女の分はなかったり・・・
旦那さんは家の中で、すぐキレて暴れてDV・・・
気に入らなければ当たり前のように彼女に暴力をふるっていた。
子供はそんな環境で育った為か、やはり思い通りにいかない事があると
当然のように八つ当たりをしてきたり、家庭内暴力もあったそう。
今ではその旦那さんと離婚をして子供も自立、でも彼女はあの頃のことは『今でも思い出したくない』といつも言う。
実家のはちみつ屋さんの従業員さん達も、彼女が挨拶をしても無視。
何か発言をしても当然のことのように無視をしてきたり
まるで彼女の事は存在して居ない人のような扱いだった。
彼女から聞かされる話は ”この人の周りには敵しか居ないの?” と思える程だった。
実際に、彼女の口からも『私の周りには敵しか居ない・・・』と聞かされていた。
本当に気の毒で何か一つでも解決の手助けが出来ることはないものかと
そんな話を聞く度に思っていた。
会う度にいつもげっそりとした表情をしていて、大丈夫かなと親身になって話しているうちに少しずつ元気になってくれて
帰るときにはいつも
『今日もパワーもらえた!』とか
『いつも元気になるパワーをくれてありがとう』
『いつも私が大変なのがわかるの?っていうタイミングで連絡くれて助けられてる。ありがとう。』と言ってくれたりして
私は 話を聞く位しかできないけれど
それで少しでも元気を取り戻してくれるならよかったといつも嬉しく感じていた。
そんなことを繰り返しながら月日は流れ、気づけば20年が経っていた。
そんなある日のこと
彼女から どうにも困ったと連絡が入る。
その頃の私は、ちょっとした病気で手術を受けて自宅療養を余儀なくされていた時期だったのだが、当然放ってはおけず
手術の傷痕をかばいながら 彼女と待ち合わせをした場所へと向かった。
のんびりとした療養生活をしていた私だったが、その1本の電話から
半ば強引に社会復帰をすることとなったのである。
この時私のは『彼女の役に立てるなら』とその一心だった。
そんな思いはこの後どんどんと打ち砕かれていくことになるのです・・・。
・・・第1話に続きます。