「プロ野球2011年ドラフト会議・久々の番狂わせ」~KYではなくHY | サムディのブログ

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野球にはアツく、音楽には穏やかに、韓流にはやさしく、徒然なるままに書いています。

ドラフト会議って、人生模様・・・



プロ野球に興味のない方にとっては、全く興味のない話かと思いますが

1027日に行われたプロ野球ドラフト会議ではちょっとした「波乱」があった。


サムディのブログ-2011年ドラフト会議

巨人・原監督の甥っ子で、今年のドラフトの目玉のひとりでもある東海大学・菅野投手は、巨人単独指名、いわゆる「一本釣り」と大方の予想の中、敢然と日本ハムが指名し、巨人との競合抽選の結果、日本ハムが「交渉権獲得」しました。

憧れの巨人入団を夢見ていた菅野にとっては、気の毒な結果ですが、「制度」である以上、仕方のないことだと思います。



サムディのブログ-管野-1
<管野 ぶ然>

巨人はここ2年間、一昨年の長野、昨年の澤村といった有力選手を「一本釣り」してきましたが、いずれも早々に1位指名を公言して、巨人以外なら残留とか、メジャ-とか本人の発言も含めて、他球団を牽制し、周到な「囲い込み」によって、「一本釣り」を続けてきました。

今年も本人の巨人志望という相思相愛の上に、原監督の甥という血縁関係と、巨人以外なら社会人野球とかメジャ-とかをちらつかせて、例年以上に強烈な「囲い込み」により、自身満々で、この会議に臨んでいた。

人材がやや薄めの今年のドラフトでは、他球団の菅野の評価も高く、指をくわえて観ているわけにもいかなかったが、強行指名をして、菅野本人だけでなく、プロ野球の人材の宝庫でもある東海大学をも怒らせれば、来年以降のドラフト戦略にも影響を与えるとあって、手を出せないでいた状況でもあったと思います。



「菅野ぶ然、原ぼう然」というスポ-ツ紙の記事もあったように、各紙ともに本人の「拒否姿勢」の方向性が報道されていますが、総体的に日本ハムの「勇気ある指名」を評価する記事も多かったように思います。


サムディのブログ-原ぶ然

<原 ぼう然>


巨人ファンにとっては、えげつない「横ヤリ」と罵倒したい気持ちだと思うし、一方、他球団のファンは日本ハムの強行指名は「英断」と拍手喝さいしていることでしょう。



阪神ファンの自分は、というと、巨人のエゴは許すまじと思いながらも、拒否された場合のリスクを考えると、大事な1位指名という「枠」を無駄にしてほしくない。という気持ちでした。

今は、阪神としては、このような騒動を横目にみながらも、1位で伊藤隼太という強打者を指名できて、ほっとしています。


サムディのブログ-伊藤-1
<阪神・伊藤隼太 1位指名>


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そして、なにより、和田新監督の誕生の方が関心は高いです。正直。


サムディのブログ-和田新監督
<阪神・和田 新監督>

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ただ、色々な記事を読んで、気に留まる記事が----

菅野という個人の大事な「進路」に対して、これ以上、とやかくいうつもりはありませんが、日本ハムのダルビッシュ投手が、「空気が読めない日ハム」と一部で指摘されたことに対して、『そもそもそんな「空気」があったらいけないですよね。全ての人、球団に平等であるべき』というツィッタ-でのつぶやきには「賛同」したい気持ちです。

ドラフト制度というル-ルがある以上、「KY」というのは、たしかに引っ掛かります。


サムディのブログ-ダルビッシュ

<ダルビッシュ>ツィッタ-でつぶやく

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<今回の1>は、

こんな時には、そう、「KY」ではなく、「HY」を聴いて、この話題を終わりにしたい。

(今回も前書きからの強引な引っ張り込みをお許しください。)


HY-「366日」

http://www.youtube.com/watch?v=NEKvtgAdZkM

『それでもいい、それでもいいと思える恋だった♪』

なにやら、意味深で、日本ハムの恋心を表すような歌。

気を取り直して、日本ハムに入団して一心不乱に投げまくって豊かな素質を開花させるのか?

拒否して、数年後の巨人入りを模索して頑張り続けるのか?

日本ハムの交渉は、まだ本人とは接触できず、大学の監督との面談の結果、明治神宮大会という選手として最後の舞台に専念するため、交渉はしばらく「凍結」となったそうです。

ひとりの野球選手としては、菅野投手の今後を応援したい。

まずは、改めて力を示すが如く、最後の大会での力投を観たい。


サムディのブログ-管野-2
頑張れ<管野>

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一方、明日1029日からは、セ、パともにCSが始まります。

阪神の出場できないCSは、自分にとっては、ヤキモキせずに野球を楽しめる「リハビリ期間」のようなもの。

ゆっくりと野球観戦を楽しみたい。。