無駄に長くだいぶ前に書いた

破水してからの続きです。

誰も覚えちゃいねーよっ!


肝心の担当医だが、まさかの初対面の方。

アレ?主治医どうした?

陣痛中にチラリと顔を出したかと思えば、勤務時間外になるため別の先生が担当となったらしい。

出産までいてくれるのかと思った💦笑


初めましての方が執刀医となるのだが、この先生がインパクト大!


先生まだ?

いや、呼んだけど。

ザワザワ、、、

看護師さん達の様子がちょっと変だ。


不安になるガーン


激痛と闘いつつも、きっと変わり者の先生なんだと空気を察した。

予感的中!

先生、控室からこちらの様子を伺うため本当に顔だけちょこっと覗かせたのだが、見るからに、ザ理系の独特のオーラを感じた。喋り方は抑揚がなく淡々としていた。


ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」のムロツヨシ演じる医師に雰囲気が似ている。

わかる人いるー?笑


看護師さん達に厳しい事を言っている。

マジか。この人にわたしのお股を切り刻まれるのか。こえーよ。余計なこと言わんとこ。

泣き言を言ったら赤ちゃんの方が苦しいとか理詰めで10倍返しされそうな雰囲気なので一刻も早く力んで出してやる!と決意した。


看護師さんからいきむの上手と褒められた。

なぜかいきみには自信がある。

便秘で堅くなった石ころみたいな便を出す要領でいきめばよい。

小も大も全て出す覚悟で恥を捨てて思い切り力むことにしたプンプン


この痛みから早く解放されたい

早く赤ちゃんに会いたい

願いはただそれだけだ。


痛みの波がマックスになったら、一瞬で息を吐いて、吸って、息を止めて、股に向かって全神経を集中させていきむ。

声を出したらダメだ。力が抜けるらしい。

この時、股に向かって体を縮こませるのもポイント。視線もお股に向ける。

1回の陣痛で2,3回いきめる。


会陰切開のため、麻酔の注射をしたがチクっとするくらい。

切られた時の感覚は全くないびっくり


この時信じられないことに、夜寝れなかったせいで陣痛から解放されるわずかな時間に気絶するように寝ていた笑い泣き一瞬、夢を見た気がした。

陣痛開始と共に目覚めると医師、看護師さんに囲まれていて瞬時に現実に引き戻される。


先生登場から2回目の陣痛だったと思う。

思いっきり粘っていきんで赤ちゃんが誕生した。

この時、視線は明後日の方向を向いていたが先生に赤ちゃん出るから下見てと言われる。

頑張って目をそちらに向けたら、

まさに羊水まみれのドブから救いあげたかのような灰色の赤ちゃんが出てきた。鼻からも羊水が出ているが、元気に泣いている。先生が赤ちゃんの胸をマッサージしていたから不安だったけど、肺呼吸に無事切り替わったようだ。


赤ちゃん、最後まで心拍も下がらずに、ママの狭くて硬い産道でよく出てきてくれた!えーん


赤ちゃんはすぐさま処置スペースへ。


胎盤を押し出された後、先生による子宮内確認。

10秒間歯を食い縛るようにと淡々と指示されるが、意味を理解するのに2秒くらいかかり歯を食い縛るのが間に合わなかった。

子宮内に残留物がないかグリグリにかきまわされる。

分娩の痛みに比べたら屁だ。

次に肛門確認。指での内診。

肛門に力を入れる練習を毎日するよう、指導される。

30年後、結果がわかるそうだ。

あとは会陰縫合。これが長かった!

永遠にも感じたが30分はかからなかったのだろう。多分。だいぶ広範囲を切開したらしい。

地味に痛いっえーんいや、だいぶ痛い滝汗


前日の健診で2800gと言われていた赤ちゃんが、蓋を開けたら3440gだったのだ、無理もない。

ザ理系先生も2800って言ったの誰だ?と漏らしていた。


はぁー、やりきった!

人生で一番頑張った!!

世の中のお母さん達に敬礼!


分娩編終わり



赤ちゃんとの入浴法、それは月齢によって変化していくもの。

新生児の頃は実家にいたので、きっちり18時前には仕事から帰る父と2人で作業。
わたしが36年前に使っていたベビーバスを息子にも使用。サンリオキャラが描いてあるピンクの可愛らしいベビーバスラブ
とってあることに驚愕したけど、保存状態はかなりいい。笑

里帰り終わりの頃は生後3ヶ月。
初めて息子とマンツーバスタイム。
友人から貰ったビニールタイプのベビーバスを使用してみた。股のところで固定できるしこれなら支え役も必要ない。
息子に泡がかからないように片隅でそっとシャンプーするわたし。
息子は両手を硬くグーにしてバンザイした状態で待機。その姿はめちゃ可愛いラブ
自分のことが終わったら息子抱っこで浴槽にインチュー

息子が寝返りして動き回るようになってからは大人しく待機できるはずもなく、そのやり方は通じなくなった。
浴室用の某人気キャラクターのおもちゃ付ベビーチェアを購入。
最初は大人しく手元のおもちゃをいじって座って待ってくれていたが、しばらくすると、ここから出せ〜と泣き喚くようになったガーン
ベビーチェア期、数日で終わる。
大人しく待たせておくことは不可能。
もうこれはお手上げ。
好きにさせておくことにした。

つまり、放牧牛
息子、フリーダムチュー

楽しそうにわたしから伝い流れる泡を追いかけいる。バシャバシャ楽しそう。
今まで清潔に清潔にと保ってきた息子にわたしのシャンプーの泡などがつくのは後ろめたかったけど、自由に動ける息子はぐずらないからわたしも気が楽になった。

つかまり立ちするようになってからはシャワーのレバーをオンオフできるようになってしまった。
シャワーを浴びていても急に水が止まる。
銭湯のシャワーみたいにすぐ止まる笑い泣き
あるいは冷水にされたりと油断も隙もない。
こりゃあかんと、母ちゃんは片足でシャワーのレバーを動かされないように踏ん付けて固定しながらシャンプーする羽目になった。
とても人には見せられない姿笑い泣き
息子はレバーをいじれないとわかるや否や早々に諦めて、浴槽に手を突っ込みお湯をパシャパシャしに行く。笑

最近ではガスのオンオフボタンを押すことを覚えてしまった。
今まで気づかれなかったのが奇跡!笑
押すたびに音が鳴るから連打している。
通話ボタンや追い焚き、エコボタンはまだいい。
電源オフは困る〜笑い泣き
シャワーしながらシャワーのレバーとガスの電源、両方ともガードするのは無理だ。
そういう時は止むを得ず息子の頭からシャワーをかけると退散する。笑
退散した息子はやはり、何事もなかったように浴槽で手をパシャパシャし始める口笛切り替え早っ爆笑

浴槽のお湯をすくって自らの頭にザバーっとかけるのが最近の息子の流行。
お湯を口に入れたいのか、パカッと口をあけるのがおもしろい。
イメージとしてはこんな顔↓

頭から湯をかぶるとほんとにこういう顔になる。笑

うける笑い泣き

お風呂が終わると1日の任務がひと段落したみたいですごくホッとするニコ

これからもまた息子との知恵比べみたいなバスタイムが続くのだろう。
母ちゃん、がんばるぞっニヤニヤ