アーユルヴェーダでは、
頭痛を9 つのタイプに分けています。
ヴァータ(風寒)、ピッタ(熱)、カパ(湿)、それら3つのすべてに
よるもの、こめかみの痛み、偏頭痛、そのほかに2つです。
症状は、
ヴァータの頭痛は最も多く、
症状の変動が著しく、部位が変わり
首・肩の緊張を伴うことがあります。
ピッタの頭痛は、焼けるような感覚や発汗があり、
体温が下がると痛みも弱く、
体温が上がるとその逆となります。
目の緊張とも関係して目赤になります。
カパでは、頭が重く痛み、身体もだるさ・重さを伴い
こめかみの頭痛では消化不良や食べ過ぎに関係します。
摂生法としては、心当たりのある原因を除くことが重要で、
それぞれのドーシャの乱れにしたがった食事、
なかでもヴァータを下げることに重点をおきます。
*新鮮で温かく、消化しやすい食事。
*反対の質の食べ合わせに注意。
*セルフアビヤンガも効果的といわれています。
*頭痛がある場合、シャワー、うがい、洗顔などは水は使いません。
*氷枕を冷凍庫に常備している家庭では発熱を下げるのに使いますが、発熱がない頭痛にはアーユルヴェーダ的に絶対禁物で、眠れないからと氷枕を習慣にしている人は、ヴァータを乱す原因になりますので注意が必要です
とても不思議ですが。。。
軽い頭痛では、こめかみの両側に梅干の果肉を貼ることで
痛みがなくなったりします。
しかし、頭痛が激しい場合には必ず
お医者様で検査をうけることが必要です!