作り置きや残り物を食べる習慣のある方、
食べ物は、身体だけではなく、
アーユルヴェーダでは、こころも作っていると考えます。
作りおきや、残り物の食べ物には、鬱へとつながる
不活発な質が含まれているため
できるだけ食べない事を勧められています
新鮮な食材を使ってできたての温かい料理には
発展的・調和的・穏やかな幸福感に満ち(サットヴァに満ち)ていて、
辛く刺激的な料理は、
興奮性を増し・自己中心的・批判的・攻撃的(ラジャスが強く)になり
作りおきや、食べ残しの料理は、
怠情・閉鎖的・抑鬱的・妬みや恨みの感情(タマスが強く)に
なるそうです。
しかし、現代の忙しい生活ではなかなか
つくりたてを食べるというのは難しいですよね
作り置きにするときは
完成した料理ではなく、調理を途中までして
食べるときに最後のひと作業をし料理を完成させる
といいそうですよ。
アーユルヴェーダのプロの料理人は味見をせず
人に出すんだって
味見をすると、たとえ一口でも
その料理が食べ残しになり、質が変わってしまうといい
繊細な味覚の持ち主は、食べ物の味から
料理人が味見をしたかを判別できるのだとか