追記💬
右矢印これは術後1週間目の話です。

化学療法、いわゆる抗癌剤治療。

薬品名はカルボプラチン。


3週間を1クールとして抗癌剤投与直前に検査し抗癌剤投与の可否を判断病院

抗癌剤投与1週間後に骨髄抑制などの副作用がないか血液検査。

抗癌剤投与2週間後に再度、血液検査。


この1クールを状態に応じて繰り返していくことになる。


カルボプラチンは静脈から投与するため病院に半日ほど預ける形病院

アロンの場合、心臓が悪いため(フィラリア症による肺動脈弁閉鎖不全症と僧帽弁閉鎖不全症)強心剤も静脈から投与する。

肝臓や腎臓に悪影響がないように充分な輸液も必要。


重要なのは抗癌剤投与後、自宅での全身状態の観察👁️と症状に応じたケア。

(これが大変で抗癌剤投与継続を断念することもあるそう)


TPRや犬の様子に変化がないか。

T=体温(temperature)

P=心拍数(pulse)

R=呼吸数(respiration)


犬用に抗癌剤はなく、人間用を使用。

犬に抗癌剤投与する場合、QOL(生活の質)が重要視されるため、投与量を調節し副作用も出にくいとされている。

3、4クールめ辺りで副作用が出現してくることがある。1クールめで重症な副作用が出ることは稀である。


TPRの異常や犬の様子に変化があった場合は連絡、必要であれば受診。


メラノーマは進行が早く予後は不良で、外科手術や放射線治療単独で1年以内、何もしなければ数カ月(ステージにもよる)。

外科手術や放射線治療、化学療法などの併用で1~2年。

再発した場合は悪性度が増し、リンパ節や肺転移した場合1~2ヶ月。

アロンのメラノーマは皮膚表面にあり症例が少なく(犬は口腔や爪床が多い)、どんな経過を辿るか予後はどれくらいか正直わからない。

口腔や爪床に比べ悪性度は低いと言われている。


と口頭で説明を受けた病院