そらきた、昭和人間

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昔好きの、平成生まれの変人が、好き勝手になんでもかんでもつぶやくブログ。

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※こちらは、2014年10月にgooブログ「テレビまんがが好き!」に投稿した記事を、改訂・再掲したものです。


今回は「まんが名作劇場 サザエさん」について書いていきたいと思います。

この「まんが名作劇場 サザエさん」(以下「火曜版」)とは、かつて、スポンサーを変えて火曜日に放送していた再放送版「サザエさん」の、番組タイトル。

なんと、1975年〜97の約22年間、「サザエさん」には平日の再放送枠があったのです!

とはいえ、当時の日曜版オープニングには、単独スポンサーであった「東芝」のロゴが入っており、スポンサーである旨を伝えるナレーション等も組み込まれていました。

そのため火曜版の主題歌は、オープニング・エンディング共に、全て新規の曲、映像が制作されたのです。
(放送初期は、本放送時の次回予告のみ流用していたようです)

ゆえに、日曜版とは違ってスポンサーの縛りが緩く、自由度も高かった火曜版は、ファンタジー的な要素を盛り込んだ映像も多かったよう。

まさか、再放送にここまで手をかけるとは……、火曜版放送開始当時(1975年)の段階で、「サザエさん」が既に高視聴率を獲るフジテレビの看板番組であった、という事実を物語っていますね。

また、視聴率以外にも、当時で既に282回分、話数にして846話分のストックがあったので、制作費が安く抑えられたから、というのも一因かもしれません。

なんたって、日曜版の初回分から放送して行けば、本編を製作しなくてもに少なくとも5年以上も放送できるのですから……。

ただ、なんと火曜版の初回は、日曜版の初回と同じではなかったのです。

それじゃあ、一体最初に放送されたのは何?となりますよね。

正解は……、

1970年4月5日放送分の

No.79「春は桜の物語」
No.80「選び抜かれた二人だが」
No.81「兄さんがやって来た」

の3本(放送日は1975年4月1日)でした。

恐らく放送開始時期が春だったため、日曜版の初回に最も近い、春の分からにしたのでしょう。

それからは、基本的に日曜版の放送をなぞるように放送されていきました。

つまり、ほぼ5年前の日曜版放送回が火曜版として放送されていた、ということですね。
サザエさん一家は、75年春にまた大阪万博を訪れたわけです(笑)。

そして……、流石は「サザエさん」。

なんとこの火曜版でも、再放送に関わらず10%台中盤から時には20%近くの視聴率をたたき出し、日曜版と並ぶ長寿番組へと成長したのです。

恐らく、基本的に原作漫画を複数組み合わせたような作品が多く、脚本自体があまり古くならないので、再放送に向いていたのでしょうね。

しかし……97年11月11日、火曜版は予告も無しに突如打ち切られます。

最後に放送されたのは、92年11月15日放送分(本放送)の 

No.3670「七五三もインターナショナル」
No.3672「ただいま禁煙中」
No.3671「やっぱりお兄ちゃん」

の3本。

放送終了の理由は明らかにされていませんが、恐らく契約期間の満了と、原作者・遺族の意向だったのではないでしょうか。

少なくとも、フジテレビ側は視聴率が取れている人気番組だったのですから、簡単に手放したくは無かったはずです。

そのためかは分かりませんが、放送終了を告げる予告は一切流されませんでした。

また奇しくもこの年、75年から22年続いてきた、同い年かつ放送局が同じの「世界名作劇場」シリーズも幕を閉じています。

かつての高視聴率番組が次々と終了し、フジテレビは正に変革の時を迎えようとしていたのかもしれませんね。

そして、それから早20年以上……。

テレビまんが「サザエさん」は放送50周年を迎え、なんとAmazonプライムでは初期話数の配信まで開始。

全く、すごい時代になったものです。

願わくば、再び過去の作品が注目されている今こそ、また平日の7時くらいに再放送枠が再開しないでしょうか。

そうすればきっと、サザエさんブルーも無くなる……かも(笑)。


最後に、使用されたオープニング・エンディングの一覧と、補足を記しておきます。

OP1『サザエさんのうた』コロムビア・レコード
ED1『あかるいサザエさん』コロムビア・レコード
(1975年~1977年?)

OP2『ウンミィのうた』コロムビア・レコード
ED2『天気予報』コロムビア・レコード
(1977年~1979年?)

OP3『愛しすぎてるサザエさん』コロムビア・レコード
ED3『サザエさん出発進行』コロムビア・レコード
(1979年)※2

OP4『ハッピーデイ・サザエさん』東芝EMI
ED5『ひまわりみたいなサザエさん』東芝EMI
(1979年~1980年代終盤?)

OP5『サザエさんのうた』コロムビア・レコード
ED5『あかるいサザエさん』コロムビア・レコード
(1980年代終盤?~1997年)

日曜版はレーベルが東芝レコード、東芝EMIでしたが、この火曜版は、はじめコロムビアレコードからリリースされました(OP・ED3まで)。

ゆえに亜種として、本編のセリフが収録された(No.869「キツネとタヌキ」より)「うたとおはなし」シリーズのレコードも発売されています。

※2 OP・ED3はかなり早い段階で放映が打ち切られ、発売されたレコードも回収されています。

(この事案が発生後、レコードレーベルがコロムビア→東芝EMIに変更)

また2013年に発売されたCD「サザエさん音楽大全」に、満を持して収録予定でしたが、残念ながら叶わず。

詳細は不明ですが、何かしらの理由で表に出せない可能性はありますね(音楽大全のレコード紹介欄にも記載は一切ありませんでした)。

良い曲だけに、もったいない……。

あけましておめでとうございます!

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

新年最初ののロケ地探訪は……、

 

 

「どきんちょ!ネムリン」第9話、「マコの(秘)スキャンダル」からです!!

 

 

まるで恋人同士のような、マコとネムリン。

 

寝相や寝起きの悪さまでお揃いで、ビビアンは二人を朝起こすのに一苦労です。

 

 

遊ぶ時(BGMはなぜか『セーラー服と機関銃』笑)も、二人はもちろん一緒。

 

☆マコとネムリンが仲睦まじく遊ぶ花畑は、埼玉県にある「秋ヶ瀬公園」周辺。

近くの「さくら草公園」などロケに使えそうな場所が多々あるため、完全に一致する場所を特定はできませんでした。

 

 

 

通りがかる男子を、容赦なく「〇×判定」する二人(ネムリンもやっぱり女子だったのか!?)。

 

そこには、マコを慕う玉三郎の友人、中山の姿も……。

二人の判定はもちろん「×」!

 

☆特徴的な象のオブジェがあるのは、秋ヶ瀬公園にある「子供の森」の入口

最近お色直しされたようで、象の姿もぴんく、ピンク、Pink!……になっていました。

 

 

 

 

 

しかし、その仲に嫉妬するビビアン。どうすればネムリンに振り向いてもらえるかを真剣に考えます。

 

そして……、ある作戦を思いつくのです。

 

☆ビビアンとモンローが話し合っている場所は、荒川の河川敷。鉄橋は、武蔵野線のものです。

ちなみに、上段写真の右手にはゴルフ場があり、平日にも関わらずご老人たちで賑わっていました。

 

 

 

 

 

その作戦とは、マコの寝相の悪さを色々な人に暴露し、それがネムリンの仕業であるかのように見せかけるというもの。

 

牛乳屋のマサトも、八百屋さんも、おまわりさんも、ビビアンの話(もちろんものすごく大袈裟な)にびっくりします。

 

☆上段は大泉にあった森永牛乳の販売店。現在は廃業されているようでひと気もありませんでしたが、看板は健在。

 

☆中段も、大泉にあった八百屋。当時の看板には「北大泉町」という表記がありますが、町名変更により今では存在しない住所です。

こちらは廃業されてから別の企業が入っているようで、外観が少しきれいになっていました。

 

☆下段も、大泉某所。よく東映作品で交番として使用される場所ですが、実はここ普通のマンションの入口です。

そのため、たまに交番の名前が変わっていたりするんですよ!

 

 

 

 

公園からの帰り道、爆睡中のネムリンと歩いていたマコは、色々な人から寝相の悪さを指摘され驚きます。

 

「まったく、誰が言いふらしたのかしら……?」

段々と怒りが込み上げてくるマコ。まさか、犯人が毎日一緒に寝ているネムリンなのではないかと疑い始めます。

 

目が覚めてすかさず強い口調で問いただすと、ネムリンは激怒。

そのせいで、二人の間にケンカが勃発してしまいます。

 

 

 

場面変わってマコのママ、そして無理矢理ショッピングに駆り出されるパパ。

 

☆二人がショッピングを楽しむ(?)のは、新宿駅西口の小田急ハルク付近

当時はまだデッキが無かったため、柱などの障害物が無く日もよく当たっていたようですね。

また、下段に映り込んでいる「小田急高速バス案内所」も割と最近まであったようなのですが、探訪した際にはちょうど新しい店舗に模様替えしていました。

 

家に帰るや否や、パパはヘトヘトでソファにバタンキュー。

まだまだ元気なママはマコの相談に耳を貸し、「一日中一緒にいたのなら、悪口を言いふらすことはできなかったはず」だとアドバイスします。

「よかった!ネムリンじゃなかったのね!」

ネムリンの容疑が晴れ、一安心するマコ。

 

 

 

まだ怒りに燃えるネムリン。その姿を見たビビアンは、「私をぶって、気を鎮めて~!」とネムリンに迫ります。

ビビアンの異常な状態に気付いたネムリンは、まとわりつくビビアンをモンローに振り払わせますが……

 

☆この公園は、他の特撮作品でも頻繁に使用されている「北大泉くれはし公園」

当時の遊具はほぼ残っていませんでしたが、日よけや手すりの位置はほぼ当時のままです。

 

 

しつこく追ってくるビビアン。ネムリンは必至で逃げます。

 

東映の撮影所内で撮られたカットですが、現在は向かいの商業施設の別館になっています。

ちなみに、新しい写真の右側に見えるのは東映アニメーションの新社屋。

 

その頃、家ではビビアンから直接マコの悪口を聞かされた玉三郎が真犯人を暴露し、マコは大激怒。

 

 

 

 

ネムリンとお供たちを見つけ出したマコは、すかさずビビアンの犯行を暴露します。

 

ビビアンは無実だと嘘をつきますが、すぐ犯行が明らかになり、ネムリンの怒りは爆発。ビビアンへの攻撃を図ります。

初めは殴ってほしいと懇願していたビビアンも、あまりの激しさに必死に静止を促しますが、そんなことはお構いなしで殴る蹴るをやめないネムリン。

 

☆こちらは、「もりもりぼっくん」のオープニングなどでもお馴染みの、埼玉県にある「所沢航空公園」です。

木々は成長していますが、それ以外はほとんど当時のままで、今にもビビアンの悲鳴が聞こえてきそうでした。

 

見かねたマコはネムリンを止めにかかります。

自身の悲しみをナルシスト感たっぷりに、ウソ泣きで語るビビアン。

あまりの白々しさに、ネムリンはマコに合わせる顔がないとどこかへ飛び去っていってしまいます。

 

夜になっても帰ってこないネムリン。玄関で主人の帰宅を待ち続けるお供二人。

 

そんな時、庭に「ドーン」という爆音が。

一体何かとみんが駆け寄ってみると、そこには大量のイチゴとネムリンの姿。

 

「ビビアン、おーみーやーげ!」

 

ネムリンは何事もなかったかのように明るくなっており、みんなも一安心。

こうして皆は無事仲直りをして、眠りにつくことができたのです。

 

深夜、月明かりが照らすマコの部屋。

 

そこにはベッドから転げ落ちるほど寝相が悪い2つの影が、いつものように仲睦まじく踊っていたのでした……。

 

(おわり)

⑮新宿三井ビル(その2)

当時と同じくイスとテーブルが並べられています。

 

大きく変わったのは、後方に「コクーンタワー(東京モード学園)」がそびえ立っていることくらいでしょうか。

 

⑯新宿三井ビル(その3)

新宿三井ビルと言えばこの特徴的な噴水!!

 

不思議コメディーシリーズを見ていると、本当に何度も何度も登場しますよね。

 

ライトアップした姿も、幻想的であります……。

(左「どきんちょ!ネムリン」より / 右「もりもりぼっくん」より)

 

⑰新宿駅西口の高層ビル群(その2)

最後は、再び新宿駅西口の高層ビル群です。

 

都庁の出現や道路の舗装により景色は変わっていますが、ちばぎんの主張が今も昔もめちゃくちゃ強いお陰で場所はすぐに特定できました(笑)。

 

東京タワーからの景色と並び「32年という月日」が感じられる場所で、〆にピッタリですね。

 

 

……ということで、「勝手に!ロケ地探訪~オープニング編~」は以上となります!

 

東映YouTubeなどでも配信されず、ソフト化もなかなかされない、しかもロケ地は次々に潰されていく(根本家や滑川アイランド、横浜ドリームランドなど)というちょっと不遇な本作ですが、この記事を機に少しでもご興味を持っていただける方が増えたらこの上ない幸せでございます。

 

それでは、とにかく長々とお付き合いいただいて本当にありがとうございました!

 

波に乗っているうちにバンバン他のロケ地探訪も進めていく予定ですので、どうぞお楽しみに~!!

 

それでは、ばぁ~い!

 

 

 

♪ちゃ~ ちゃらっちゃ!

 

 

~おわり~