兜町はビジネス街なので休日は人通りがないと思いきや、案外そぞろ歩いている人がいるのが意外でした。
それでも大通りから脇にはいると、 人影もありません。 この先右手は証券取引所の裏玄関、正面の建物は日証館です。

ずいぶん昔、この街でバイトをしていました。
証券の裏書きを確認したり整理したりする仕事、だったようなおぼろな記憶。なにしろその頃は株などと無縁の生活で、バイトして生まれて初めて株券というものを見た次第です。
今はもう、電子化されて紙の証券をやりとりすることもなく、取引だってオンライン・・・。
そう、証券取引所の場立ちさんも、もう居ない。
あの人間くさい熱気で、相場が生きものだということを目で見て感じさせてくれていた場立ちが消えて久しい東京証券取引所はこちら↓

建物も建て替えられて、きれいになりました。
でも、ただそれだけ・・・
一見石組みの壁のように見せて、じつは表面だけのパネル貼り付け。コストというものがあるのはわかるけれど、重厚さに欠けるのは否めません。

なんだかなあ・・・。
ほかにも兜町にはレトロな建築の証券会社がたくさんあったのに、時代の流れが次々と消していったようです。
それでも、所々に意匠を凝らした建物は残っているし、元の建物の雰囲気をのこして立て替えられたりしているものもあって、時間があればもっと発見があるかもしれません。
次回は別の道を歩いてみたいな。
