台湾の南部住民であるアイデンティティ「丹丹漢堡」 | 台南在住日記とか

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昨夜、『丹丹漢堡』のハンバーガーを食べてる時に、近年台湾人の観光客の間に人気になった『丹丹漢堡』を、外国人の観光客も知っている?ってふと思いましたから、検索してみました。

 

そして、詳しい紹介する記事がたくさん出て、びっくりしました。びっくり

 

丹丹漢堡 台湾南部限定のハンバーガーチェーン!ダンダンハンバーガー

丹丹漢堡は台湾南部の地元民に愛されるおすすめハンバーガー店!最近は観光客にも人気です

などなど。

 

上記の記事は詳しく紹介したので、ここでは少し自分の『丹丹』経験を語ろうと思います。照れ

 

この丹丹漢堡は確かに南部しかないですから、中部出身の私は大学のために南部に来る前には一度も聞いたことがありませんでしたキョロキョロ

 

 

噂によると、丹丹漢堡は品質管理のために、加盟する条件は二つ。

 

1.社長の知り合い、親戚や丹丹漢堡のベテラン社員

2.北部で開業することが禁止

 

噂だけですが、本当にそうであっても理解できますね。

 

誰でも加盟できて、その中には本店のルールを守らず、利益のためにブランドの声望を破壊することをやってしまう人がいて、結局、全体的な売り上げまでマイナスな影響を受けてしまった例は、どこでも多いですよね?ショボーン

 

だから、本店としては加盟店の経営者を真剣に選別したいのもおかしくないと思います。

 

そして、北部で開業しない理由も、あれですね。

 

北部(特に台北)の食材、店舗の賃金などが南部より高いので、値上げだけで足りなくて、同時にコストダウンを考えてはいけない日もいつか来るので、品質を維持しにくいでしょう?ショボーン

 

だから、今のように台南、高雄、屏東しかない南部限定ファーストフードブランドとして、着実に頑張った方が賢明。ウインク

 

 

では、この丹丹漢堡の食事は美味しいですか?えー?

 

個人的には、フライドチキン台湾KFCと似ていますが、丹丹漢堡のほうがジューシー

 

コーンスープは台湾KFC&台湾マクドナルドより具材が多いので、コスパがいいですが、すこしクセがあるので、私にとってもっとも美味しいのはやっぱり台湾KFC

 

フライドポテトなら、もちろん台湾マクドナルドのほうが断トツの一位。

 

(註:台湾KFC&台湾マクドナルドのレシピなどは日本とは違うそうです)

 

 

基本的には、現地の人たちにとって、丹丹漢堡は格別に美味しい名物ではなく、普通に「今日はファーストフードを食べる気分だから、丹丹?マクドナルド?あるいはKFC?」のように選択肢のひとつだけです。キョロキョロ

 

 

でも、ちょっと特別なところがあります。

 

1984年に開業した丹丹漢堡は、メニューを何度も調整したことがありますが、基本的なセットは最初のまま。番号も変わったことがありません

 

 

だから、最初は「前回は1番セットだったので、今日は5番セットを試してみよう」「新品があるので、試してみよう?」という感じでメニューを真剣に読んで注文するかもしれませんが、南部に長く定住するとみんな「例のセット」のみ食べるようになりますチュー

 

そこで、「丹丹漢堡(の食事)を買いに行きますが、何が欲しいですか?」って誰かが聞いてくれると、

 

(註:台湾はお持ち帰り文化があるので、1人や2人でみんなの食事を買いに行く習慣があります。)

 

「5番。辛くない。紅茶。」訳:5番のセット。ハンバーガーは肉が辛くないバージョン。ドリンクは紅茶。

「7番。鶏もも。コーラ。」訳:7番のセット。フライドチキンは鶏もも肉を指定。ドリンクはコーラ。

 

のように、みんなメニューを見ないまま、すぐに自分の番号&キーワードを出します

 

 

だから、たまには「すぐに丹丹漢堡のMyセットの番号が言えること=南部住民のアイデンティティ」という感じがしますね。笑い泣き

 

(もちろん、丹丹漢堡をまったく食べない南部人もたくさんいますがキョロキョロ

 

ちなみに、5番は私。7番はうちの旦那。ウインク