モーテルというのは郊外型の自動車旅行者向けの宿泊施設で、ラブホテルのイメージが強いですね。
でも台湾では都市でもたくさんのモーテルがあって、実はラブホテル以外の機能もたくさんありますよ。
例えば、近年大人気のヴィラスタイルモーテル。
ヴィラスタイルモーテルというのは、内装がファッションでバケーション雰囲気満喫できるだけでなく、3~4時間の休憩プランを選べば、800~1500台湾ドル(およそ2915~5500円)だけで楽しめます。
ちなみに、1200~1500台湾ドルなら、小さなプール付きなど豪華的な部屋もありますよ。
台湾人の夫婦たちは気分転換のためにモーテルへ行きますよ。子供を両親に預かってモーテルへデートに行く若い夫婦もいて、子供が大人になってから自由にモーテルへ行くアラフォーやアラカン夫婦もいますよ。
今回紹介したいのは、プールがないけど内装が素敵で大好きなモーテルです。
それは台南の中西区にある湖水岸人文休閒旅館です。
外見はこんな感じ。
(オフィシャルページの写真)
台湾では休憩を「休息(ショー・シ)」と言いますが、実は休憩を直接言ってもみんなわかりますよ。
どのモーテルでもそうですが、車で写真の赤い線で囲まれたところにいったん停車して、受付さんは出てきて「請問是休息嗎?(チン・ウン・シ・ショー・シ・マ、休憩ですか)」と聞きます。
「はい」って返事したら、受付さんは部屋の利用状況によって「現在只有990、1080的房間可以選。(シェン・ザイ・ジ・ヨー・990、1080・デ・ファン・ジェン・ケ・イ・シェン。今は990元と1080元の部屋だけ。)」など言いますね。
もちろん、家でオフィシャルページの情報によって部屋を決めておいてもいいですが、自分は気分によって決めますね。
部屋を決めてカードや現金で支払ってから、カードキーをもらって、受付さんの指示によって入れば、ガレージのドアがだんだん上がる部屋が目に入ります。
駐車して、ガレージのドアを閉めてから、階段をのぼりましょう!
ドアの前にはこの物置き台があります。部屋の電話で何か注文したら、ここに置きて、また電話で「届きました」とお知らせますね。
では、ドアを開けましょう!
どうでしょう?セレブが帰宅したような気分でしょう?
玄関から入ると、女性でもワクワクする内装。
ほかの視角ではこんな感じ。
さらに、寝室とカーテンで仕切ることができるティータイム室。
もちろん、ここで何をするか自分次第ですが、うちはいつもこのスペースでお茶を飲んだり、デザートを食べたりしていました。
モーテルのお風呂とお手洗いはいつもプライバシー感ゼロで、気まずいと思う人がいますが、ここは半透明のドアで、そして、間取りでちょっと隠しましたから、ほかのモーテルよりずっといいと思います。
温泉じゃありませんが、お風呂にゆっくり入ることで心を癒すことができます。
そして、台湾のモーテルの名物。
カップ麺。
台湾のモーテルはほとんどクッキー、ティーバッグ、カップ麺、水と飲み物を提供しています。ここではカップ麺がほしいなら受付に電話をかける必要があるので、ちょっと面倒くさいと思いますが、とにかく頼みました。
ちなみに、カップ麺は普通のインスタントラーメンより高いですから、家庭ではカップ麺をあまり買いませんが、もし、家には急に二つのカップ麺、そして違う味であれば、誰かがモーテルから持ってきたカップ麺かもしれませんよ。
【湖水岸人文休閒旅館】
台南市中西区中華西路二段598号
注意
水道管がすごくうるさいですから、休憩はおすすめますが、宿泊はおすすめません。
歩行やバイクで入っても平気。