やっぱり自粛しないと終わりません | 台南在住日記とか

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 状況がようやくおさまって、外国を助ける方法を検討しようという声が出たばかりに、連日5人以上の感染者が出てしまいました。

 

 そして、ほぼ全員がヨーロッパのツアーを参加して感染されたことで、大炎上。

 

 その中に一番不満なのは医療者だと思いますね。

 

 それは、政府は感染者が出るとすぐに最善な医療を提供できるように、2月下旬に医療者の出国の制限法令を公表したからです。

 

 「医療者が出国すれば、帰ったら14日の隔離が必要で、もし感染されたら、いつか人手不足になってしまうので、出国の制限が必要になりました。航空券やホテルのキャンセル損失を政府が補償します。」

 

 台湾の医療者は出国する予定があると、一年前から休みを取っておかないとだめだそうですから、一年前から期待してきた旅行が、国民を守るために、瞬間に泡になって消えてしまいました。

 

 大変負担をかかっているこの時期に、心をリセットできるチャンスがこのまま去っていくことがどれだけ苦しいでしょうか?

 

 それなのに、守られている国民がヨーロッパの感染者が急増しているこの時期に、自粛せずにツアーを参加して感染されて、医療者の負担を一層かかって......医療者が不満なのは当然ですよね。

 

 「余裕をもっていられるのは、誰かがあなたの負担を負っていますから。」

 

 余裕をもっているのは、医療者たちが犠牲してくれましたからね。ここはやっぱり日本人の自粛を見習わないとだめですよね。