(PHOTO:台湾自販)
日本人はわからないかもしれませんが、実は「日本の国民性」というキーワードが、台湾の日常トピックのひとつです。
「整然として秩序を守る国民性」を見習わなければならないって、みんなよく言っていますが、こういうトピックを喋ってるうちに、「台湾の国民性」は何でしょうかって考え始めました。
でも、自分含みの民族を客観的に見ることはできませんから、やっぱりわかりませんでしたが、今年はちょっとわかった気がします。
たぶん、熱血?
この世代の台湾人にとって、熱血の代表格が日本の漫画、動画やドラマだと思います。だから、自分の国民性が熱血だと思ったことが一度もありませんでした。
でも、今度の新型コロナウィルスで、「みんなで一緒に頑張れば、なんとかできる!!!」っていう熱血を感じました。
まずはマスクで混乱してるうちに、民間業者が自発的にマスク在庫マップを開発してネットに拡散しました。そして、唐鳳というIT大臣の主導でそれと健康保険データを利用して健全なマスク在庫システムを構築しました。
でも、健康保険データを使うなら、もともと衛生署と契約してる調剤薬局しか売れませんから、薬剤師に重い負担がかかってしまいます。
そこで、ある自販機を開発してる業者は、身分証のコードを読み取るができるマスク&75%アルコールの代用製品の自販機を提供しました。
「医療用じゃない一般マスクですが、マスクの品薄状態が続いている現在に、力を尽くしたいと思います。」
そして、75%アルコールの代用製品が李長栄化工という企業が無料で提供してくれました。
それ以外、またマスクの国家代表チームなど熱血で感動的なストーリーがたくさんあります。彼たちの姿を見れば、自分も何かできることがあるかなぁと考え始めますが、やっぱり自分をちゃんと守って足を引っ張らないようにするだけですね。
そして、大好きな台湾を紹介することです。
出かけないほうがいい時期に、観光に来て!とは言いませんが、台日の経験を分かち合うことでお互いに参考になって、一緒に乗り越えて交流を深めると嬉しいと思います。