月
と太陽
、
心
と身体
、
昼
と夜
、
男
と女
・・・・
中国発祥の陰陽思想では、
「宇宙の全ては、陰と陽の気でできている」
とされます。
どっちが上とか下とか、
善いとか悪いとか、
キッパリ分けてしまうのではなく
どちらも支え合って、循環して
一つの世界ができているということです。
陽の数字（奇数）の中で
一番大きいのが“九”。
これが二つ重なる九月九日は、
陽の気が極まる特別な日として
大切にされてきました。
それが重陽の節句です。
今の日本では、あまり知られていませんが
運の流れに乗るために、欠かせない一日。
陽は極まると陰になり
陰は極まると陽になる、
という言い伝えがあります。
陽が極まる重陽の節句とは
陽（理想、イメージ、抽象）の世界の気がいよいよ満ちて
陰（現実、リアル、具体）の世界に降りて来ますよ、
ということです。
春
に誓いを立てて、夏
に勢いをつけ
育んできたあなたの願いが、
ようやく現実となって実
を結び始めるのが
この時期なんですね。
・・・というわけで
この重陽の節句にぴったりの食事をご紹介します。
重陽の節句は別名「菊の節句」とも言われ
菊の花びらを浮かべたお酒を酌み交わしたり
菊のお茶を楽しんだり
菊を愛でる宴を開いて“長寿”と“幸運”を祈ります。
理想と現実が結びついたとき、いよいよ結果が出ます。
過去と未来が結びついたとき、心から迷いが消えます。
吉と凶が結びついたとき、人生は物語だと気づけます。
あなたとわたしが、本当の意味で結びついたとき、
そこに幸せが生まれます。
もちろん、それらを結びつける努力は必要です。
「菊」の音が教えてくれるように、
そっと耳を済ませて、相手の声、
声にならない思い、自分自身の本音を
ちゃんと「聴く」ことです。
菊を愛でる食事とセットでこのように過ごしてみましょう
菊を愛でる食事は
開運料理人ちこchで紹介しています。
重陽の節句の意味については
コチラでも詳しく紹介しています。
お酒が飲めないという方は菊茶を楽しむのもおすすめ。
https://www.shop-uniwa.com/c/food/yakuzen/gd48
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著書「開運ごはん」にてどうぞ。
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開運料理人ちこでした
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