世の中は半沢直樹がブームだというのに、流行にはお構いなく我が道を行っています。(笑)


先日、CSのLaLaTVで見た、“エドワード8世~英国王の愛と欲望~”の感想。


エドワード8世は、エリザベス女王の伯父さんです。映画“英国王のスピーチ”の主人公は女王の父、ジョージ6世ですが、その兄で前任の国王です。


王冠を捨てた恋は有名なエピソードですね。


離婚歴(バツ2)のあるアメリカ人、ウォリス・シンプソンと結婚しようとして、退位を迫られ、「愛する人の支えなくしては、国王の大任は果たせない」との内容のスピーチを残し、退位したので、王冠よりも愛する人との結婚を選んだと言われています。


この番組は、それは表向きの理由で、実は、政治的なスタンスに問題があって、それが本当の理由だというものです。


番組の説明はこちら ↓


http://lala.tv/programs/edward_8/index.html


9/30(月)にも放送があります。


大変魅力的で国民に大人気だが、少し軽薄でトラブルを巻き起こすという点で、故ダイアナ元妃の男性版といった感じでしょうか?おしゃれでファッションリーダーなのも共通しています。


シンプソンさんの魅力はいまいちよくわかりません。決して美人ではないのに男好きするタイプがいますが、その口なのでしょうか?


ま、大きなお世話ですね。(笑)


この話には直接関係ないのですが、番組の中で、エドワード8世の父、つまりエリザベス女王の祖父のジョージ5世の写真が出てきました。


ジョージ5世は、ロシア帝国の最後の皇帝、ニコライ2世と従兄弟(母親が姉妹)なのですが、写真で見るとそっくりだと言われていました。


私は、ニコライ2世の写真は、本などで何度も見たことがあるのですが、ジョージ5世の写真は見たことがありませんでした。今回、この番組で初めて見ましたが、かなり似ています。


英国王室つながりで、何年か前、たぶんこれもLaLaTVで見たのは、「ロストプリンス~悲劇の英国プリンス物語~」でした。


主人公は、ジョージ5世の息子、エドワード8世とジョージ6世の弟で、病気(癲癇とあったり発達障害とあたりで詳しくは不明)のため、王室の体面を考えて、どこか田舎に隔離されて、乳母と一緒に暮らしていたので、世間に知られることなくひっそりと夭逝したというような悲しいお話でした。


と書いてて、自分は結構王室好きなのではと一瞬思いましたが、今の王室にはそんなに興味がないので、どちらかと言うと歴史好きかなと思います。


去年、リチャード3世の遺骨が発見されたというニュースがありました。500年も経っているのに、DNA鑑定で判明するのも凄いと思いましたが、シェークスピアの作品で有名なこの王様が、本当はどういう人物だったかを検証した番組があれば、見たいと思います。


忠臣蔵もそうですが、芝居はあくまでも芝居で、善玉・悪玉に割り振ってわかりやすい物語にしますが、生身の人間は必ずしもそんな単純なものではないので、リチャード3世の言い分(笑)もあると思います。