毒を食らわば皿まで日記-130421_134501.jpg


第1試合

久光製薬スプリングス3ー0IBK企業銀行アルトス
(25-16,25-14,25-20)

IBKはレシーブの要ユン・ヘスクを欠いたためか、3番の“ヨンギョン”がサーブレシーブで崩され、オープン攻撃が久光ブロックに捕まる苦しい展開。


キム・ヒジンやナム・ジヨンが随所に好プレーを見せたものの、全体では久光の良い所ばかりが目立った試合でした。


IBK企業銀行は、夏場に行われるKOVOカップのスポンサーになるなど、バレーボールに投資していましたが、2009年に新チームを結成。韓国では1988年の韓国人参公社の創立以来の新チームとなりました。


2009年10月の新人ドラフトから10名、既存のチームからプロテクトされていない選手(プロテクト選手は各チーム5名だったか)を獲得し、さらに、引退していたイ・ヒョヒ(元、興国生命)が現役復帰し、初めての公式戦となった2011年8月の水原IBK企業銀行カップ(KOVOカップ)では、GSカルテックスや現代建設に勝利し、台風の目となった。


結成当初の新人選手で、今もメンバーに残っているのは、#1チェ・ウンジ、#4キム・ヒジン、#9キム・ミンジュ、#10パク・チョンア、#12チェ・ソナと、半分になってます。


結成当初に移籍で加入した選手は、イ・ソジン(人参公社)やチ・ジョンヒ(GSカルテックス)でしたが、チ・ジョンヒは去年引退。


ナム・ジヨンとキム・オネの二人は、去年GSカルテックスから加入。結成時の新人、イ・ナヨンとキム・ジスとのトレードでしたが、二人は、昨夏のKOVOカップでGSが優勝した原動力になったらしいので、両チームにとって、良いトレードだったのではないでしょうか。


2011年にチョン・ダウンが道路公社より、2012年にユン・ヘスクが現代建設から移籍。


ユン・ヘスクは現代建設では、守備の要としてヤン・ヒョジン、キム・スジのセンター陣の攻撃を活かす存在だっただけでなく、キャプテンとしてもチームを支えたベテランで、同じくGSの守護神でキャプテンだったナム・ジヨンと共に、プロ3年以内の選手がほとんどのチームにあって、プレー面だけでなく精神面でも、大きな存在になったと思われます。


イ・ジョンチョル監督は、2007年ワールドカップ、2008年北京OQTの代表監督でした。前任者の下ではコーチだったと思います。アマチュア時代の興国生命の監督でしたが、プロチームの指揮を執るのは初めてだったそうです。


北京OQT後に、代表監督を退任し、韓国Vリーグの競技委員に就任。2011年に長野で行われたワールドリーグプレーオフに、現・男子代表のパク・ギウォン監督と視察に来られてました。特急しなのでもお見掛けしました。(笑)


今回の日韓Vリーグトップマッチは、NHKで生中継されたので驚きましたが、震災の復興支援ということで、試合をするだけでなく、参加全チームが被災地を訪れたり、バレー教室や公開練習、サイン会を開催したりといったイベントも中継で紹介されていたので、NHKが取り上げたのだと思います。


試合前のカメラワークでは、NHKはイ・ヒョヒ推しなのかと思いましたが、試合後に、古藤とキム・ヒジンをインタビューに呼んでいたので、キム・ヒジン推しだったのですね。(笑)


キム・ヒジンはパンフレットの写真を見た時は、目の印象が変わっていて、「もしや。。。」と思ったのですが、テレビで見ると以前と同じ目でした。プロになって垢抜けた印象。ソウルの忠奨体育館のGSカルテックスの試合で、モップ係をしていた高校生の頃に比べると、出世しましたね。(^∇^)


セッターのイ・ヒョヒは、KT&G時代はキム・サニがFAで、韓国道路公社から移籍してきたため興国生命へ。次のFAの時は、キム・サニが興国生命に移籍と、なにかキム・サニに弾き出されているような印象がありますが、今年はまたキム・サニがFA資格を取得。


もし、キム・サニがIBKに来るようなことがあれば、リアルに嫌がらせをしていることになりますね。(爆)