「紅が眠ったら、私一人になっちゃう。心配だし、淋しいよ」
言葉のはしばしが怪しくなってきた・・・泣く?泣きそう?
「だから紅、そんなことで怒らないでよぅ・・・」
あぁ・・・
また泣かしちゃった・・・
もう駄目だ。
すぐ謝らなきゃ!
『ごめんっ!!』
『聞いてたの・・・?』
『うん。ごめん』
本体に戻って謝ったら、目をぱちくりさせて菫は泣き止んだ。
『俺、髪伸ばすよ』
菫は俺が、こっそり本体に戻って、寝たふりしてたと思ったみたいだ。
違うけど、どこにいても俺が見てるなんて現実、知らない方がいいかと思って黙ってた。
菫は泣き止んだけど・・・
俺はこれからいったい、何度こうして菫に謝るんだろう・・・