修行が始まった。
毎朝早くに、扉が開いて菫を連れてゆく。
最初のうちはここで、でも少しずつ守護の里へも行くようになっていった。
大抵昼前には戻ってきて、一緒にゴハンを食べる。
俺は一人が嫌で、寝坊する。
眠くなくても・・・
のんびりごろごろしていて、遅く起きる。
菫が帰ってきて、やっと一日が始まるんだ。
菫は今日習ったことをいろいろ話してくれる。
翆様に会ったとか、その友達にも会ったとか・・・
聞いたら、俺も知ってるヤツだったり。
それから夜までいっぱい俺と遊ぶんだ。
疲れて菫が眠ってしまうまで――