ロマンティックエロティックグロリアス -176ページ目

ロマンティックエロティックグロリアス

晶子は自分の部屋に戻って、ふと思い出した。


『はつ…竟様とは、姫神様の守護様だわ!』


どういうことだろう??


姫神様は、今行方がわからないと聞いている。竟様は守護の里に一人でいらっしゃるはず。その竟様がどうして子供を…


『いいえ、違うわ…』


そう、何故梅宮様の御殿に子供がいたのか?

華瑶苑の天域には主と守護の者しか住んでいないはず・・・。

天人の子供?いいえ、わたくしの知っている方々はそんなことをしない…。理由もない。

そもそも梅宮様が人嫌いでいらっしゃるはずなのだから、あり得ない――いいえ!それが違うとしたら?

梅宮様が人にお会いにならないのは、つまり来て欲しくなかった…?!


『その子供を見せたくなかった…』


梅宮様の御子?…いいえ、それもあり得ない。三宮様方や姫神様は、純潔を失うと力を失うと聞いている。


『わたくしったら…』


梅宮様の純潔などと、不埒な想像をしてしまったことに恥ずかしく思う。


『晴…』


そうだ。晴を呼ぼう。そして相談しよう。調べてくれるかも知れないし…。