果たして本望なんだろうか?

今朝 日テレで放送された「ザ・サンデー」
昨夜行われた広島での試合(プロレスリング・ノア大会)で対戦相手からバックドロップを食らった直後から
担架で運ばれるまでの映像を放送。

その間に巻き起こる「三沢・コール」。それがやがて悲鳴や嗚咽。
そのコールもむなしくリング上でピクリとも動かない三沢さん。
搬送先の病院で昨夜死亡が確認。

プロレスってほとんど見たことがないけれど三沢さんの名前は知ってるって人も多いはず。
自分もそう。プロレス界においてどういう実績がある人なのかはわかりません。
「タイガーマスクの中の人」ってのは知っていたけれど、どんなタイトルを獲得してるのかそういうのはわからない。

報道によると試合以前から体調がいまいちだったようでややムリしてリングにあがっていたらしく
この試合中にも脳震盪のような感じでフラフラしていたとか。

ノアの社長として試合を観に来てくれるファンのため、そして全国で応援してくれるファンのため
多少自分の身体が傷ついたとしてもリングに上がったのだろう。

とある大型掲示板の書き込みを見るとこの日対戦したタッグの相手を非難し
「人殺し」とか「おまえが代わりに死ね」だとかいう書き込みも。

そうじゃないと思う。上手に表現はできないけど、それは違う。

でもリングの上で死ぬことは本望だったのだろうか?
薄れていく意識の中で悔しい思いでいっぱいだったような気がする。

46歳。まだまだこれからなのに。

YouTubeに「ザ・サンデー」の映像がありました。三部構成になってるので続けてご覧ください。

YouTube - 1. 三沢光晴 死亡時リング映像 1/3
http://www.youtube.com/watch?v=BwzeAG2kmB0