終電で渋谷に到着するも、まだ渋谷は1時前。

ご飯も食べちゃったし、どっか入るにしても時間が中途半端だ。


渋谷には色々思い出がある。

初めて就職した会社が恵比寿にあって、ルートで回ってたのも渋谷。

ここは自転車最適ロードとか坂道がキツいとか、ランチが美味いとか。

そして愉快な仲間達と朝方集った富士そばがあったり。

あの頃はこの街から色んなものを吸収して

ここの景色に馴染みたいと一生懸命だった・・・。


とヤクルトを3本飲み干してasiaへ


最近のラバダブは始まるのが遅いらしい。

昔は2時くらいだったのにね。

3時半スタート!!

XXX F.A.T.のプロデューサーである大仏氏率いるALPS BANDの生バンド形式だってんだから

これはもう浮かれずにはいられない。


ここでダンスレポートを・・・。

というのも本題からズレてしまうのでどうかと思うけどこれだけは言いたい。

FAT Dがヤバかった。彼の現場には足を運ぶ確かな価値がある。

Domino-Kat、親指HEADも現場で体感したいアーティスト。

彼らはDJだ。CDじゃ分からないあの高揚感は彼らが持つ「ヴァイブス」というものなんだろう。

彼らにとってCDは「作品」であって「その場の記録」なのだ。

是非生で更なる「ヴァイブス」を持ち帰っていただきたい。

LUNAはいいシンガーだ。どんなスタイルにもきっちり合わせる。

J-REXXは安定感があった。RAGGA CUP優勝のスキルは伊達じゃない。


そして2010年。同レーベルイチオシのラッパーt-Ace。

奥行きのあるリリックが定評の水戸のアーティストだ。

ここでいう「奥行き」とは、彼のラップを聴くと不思議と景色が見えるような気がする。

それだけ脳裏にすんなりとリリックが入り込むから。

まるで映画のような彼のステージに心を奪われる。

結構個性が強いアーティストだから女性シンガーとのコンビネーションはどうなんだろうと思ったが

LUNAとのコンビネーションも絶妙。

シングルの発売も近いということで、これは期待ですな。


最後のラバダブが名残惜しかったけど具合が悪すぎて帰宅する事に。

帰りにCasstte BulletでGal Thingの新しいのを購入。

女の子が上がるTuneをここぞとばかりに集結させたヤバいMix。

男の子もダンスが好きな男の子ならバッチリじゃないでしょうか。


てな訳で帰宅。

頭クラクラしながら、タクシーの中で今日おさらい。

本当に楽しかった。


そしてトシ氏がこう言ったのだ

「t-Aceってラップもいいけど、かっこいいよね」

そうだ。確かにかっこいい。

そしてこう続けた



「俺もああいう髪型にしてーな」


あ、似合うかもね~。

朝方の江戸通りを軽快に走るタクシーの中。

カップルはそんな普通の会話をして家路についた。