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基礎配筋-スリーブ固定の良い例その2

こんにちは。

総合検査、検査部アメブロ担当です。

午後から雨はあがるとの予報ですが
明日は、また午後から雨予報。

弊社が検査を受託しているお取引様は

「雨が降ったらコンクリートは打設しない」

という社内ルールがあります。


素晴らしい!


でも、工程が遅れるのが気になります。


今日はコメント欄のご要望にお応えして(笑)
木造戸建て住宅の基礎配筋検査における
「基礎配筋-スリーブ固定の良い例その2」をご紹介します。


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底盤を貫通する配管の固定状況です。


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電気配管ですが、しっかりと固定材で施工しています。


検査等外出した際に弊社お取引先様以外の
配筋状況を見かけることもありますが

電気配管を、ここまで丁寧にやっている現場は
あまり見たことがありません。

電気配管の場合、内線規定という規定により施工されますが
型枠との間をあけるよう規定があるだけなので当然かもしれません。

しかし弊社としては施行令のかぶり厚は
こういった場合も適用するべき、とお話しをし
取り決めをしています。

実際問題として、内線規定による型枠との関係は
例えば電気ボックス廻りなどは不可能な場合もあります。


品確法による瑕疵の定義
「社会通念上、必要とされる機能を欠いている」(趣意)
に照らし合わせ、配管メーカーの施工例も、堂々と記載されていますので
「了」とするしかないのが現状かと思います。


掘り下げていくと、きりがない
しかし、どこまで踏み込むか


これが大事なんだと思います。



ところで、本日の画像部位ですが
実は指摘用のマスキングテープが貼ってあります。

これは次の更新をお楽しみに(笑)

To Be Continued !