「今日も相変わらずのニュースばかりだな。」
新聞を手に、コーヒーを一口。
朝のスタイルはいつだって変わりない。
でも、今日は違う。
私は昨日ようやく見つけることに成功したのだ。
“死神“が見えたから、助けようと思ったけど。
案の定遅くて、結局また救えなかった。
その事を考えただけで、胸が痛くなるけど。
私はその中で一つの救いを見つけた。
「…救えなかった。」
ボソリと呟かれた声、真っ青になった顔。
それで全て悟った、彼女はきっと私が見えないものが見えているんだと。
「この暴走を止めなきゃ、いくらでも繰り返されてしまう。」
私の能力と彼女の能力、合わさるときっと助かる!
「今日の予定が決まったな。」
彼女は制服を着てた、それをちょっと調べてっと。
私は素早く服を変えて、スマホが示した高校へと向かった。
少しだけ落ち着いて、学校に来れた。
学校の中は色が華やかで、心底ホッとする。
「あっちゃん、大丈夫?
顔色が少し悪いよ?」
友達のみいちゃんが心配してくれるけど、
「…大丈夫だよ、ありがとう。」
ニッコリ笑って返事する、やっとその余裕も出来た。
「じゃあ帰りにクレープでも買いに行かない?
美味しいところ見つけたんだ!」
ニコニコと喋ってくるみいちゃんに、私も行くと即座に返す。
きっと今日は大丈夫、昨日のようなことは起こらない。
そうきっと大丈夫、自分自身にそう言い聞かせる。
喋りのながら門を出た、こっちだよとみいちゃんが道案内してくれる。
「やっと出てきた、ちょっと、きみ!」
肩を叩かれて振り向くと、知らない女の子?が立っていた。
続く…