先日、一人暮らしの父の家に大掃除のお手伝いに行ってきました。
私は、機能不全の家に育ち、父からは虐待を受けて育ちました。
それはライトワーカーになるために必要な経験で、
地球に転生する前に、自ら父に頼んで経験させてもらったことでした。
その虐待による心の傷も癒され、
今は私に必要な経験をさせてくれた父に感謝しています。
父の家には小さな庭があります。
もう高齢になった父にとって、小さな庭の掃除もなかなか大変なようで、
かなり落ち葉が溜まっていました。
その大量の落ち葉を箒で掃くのですが、
隙間に入り込んだり、水分を含んでいたりで、
なかなか思うようにきれいにならなくて、中々骨の折れる作業でした。
今の私は庭のない戸建に住んでいるので、
時折、実家の庭掃除を手伝うのは自然と触れ合える数少ない機会で、
私にとって楽しい時間なんです。
精いっぱい頑張って 少々汗もかきながら、落ち葉と格闘しました。(^_-)-☆
私が作業する様子を家の窓から嬉しそうに眺める父の姿に気が付いて、
私は嬉しくなって、張り切って溜まりに溜まった落ち葉をかき集めます。
数年前まではいつも庭はきれいに手入れされ、
たくさんの花も咲いていました。
庭を掃除しながら、今まで当たり前と思っていた実家のきれいな庭は
父がきちんと手入れしていたからなんだな・・・とか、
父に対しては様々な思いを持っていたけれど、
幼いころの私は本当は父のことが大好きで、
父の手先が器用なところや 海や魚に詳しいことを自慢に思ってたな・・・
なんてことをふと思い出して、
私の中にあった 父に対する暖かな思い気付いて嬉しくなりました。
父からの愛を感じることなく育った私のために
この時を用意してくださった天に感謝しました。^^
落ち葉を入れるビニール袋が足りなくなって、
台所に置いてある袋を父に 「ちょっと 取って。」 と頼んだら、
いたずらっぽくニヤリと笑いながら、得意げな顔で、台所から・・・ではなくて、
ズボンのポケットから手品のようにビニール袋を出して、私に渡すので、
お父さんは何でもポケットから出せるんだぞ。すごいだろ?みたいな。(笑)
私は思わず、「どこから出すんだ~い??」と言って、
父と二人で一緒に笑ってしまいました。
そんな何気ない時間が私と父に間にある隙間を
そっと優しく埋めてくれるのでした。
誰にも邪魔されずに、
父と二人で過ごす穏やかな時間は神様が与えてくれたギフトです。
そんな優しい時間を私に与えてくださった天に感謝しながら、
また落ち葉をかき集めます。
そんな感じで、集めた落ち葉はごみ袋6袋になりました。
ゴミ出しは後日、父に頑張ってもらいます。
そうして作業が終わり、父に帰るね。とあいさつすると、
「ありがとね。」と言ってくれました。
以前は私に「ありがとね。」なんて絶対に言わない父でした。
私の心の傷が癒され、父への思いが変化したことで、
父も変わったのですね。
実家の門を出て、門の扉を閉めながら、
ふと心に浮かんだ父への思いがありました。
お父さん、願わくばその大きな暖かい手で、
私の頭をぽんぽんしながら、いい子だね。と言ってくれないか?
生きているうちに。
それが私が父にして欲しかったことなんだな・・・と気づいたのでした。
私ももういい年なので、とても言えそうもないけれど、
今の父なら、きっと私のリクエストにこたえてくれるかな?・・・そんな気がします。
…でも、たぶん言わないな。私。(笑)
父に頭、ぽんぽん(なでなででもいいのですが)されたいな・・・
あ。 ちなみに、私は年齢50代です。
そんなことを思いながら最寄り駅へと向かう道を一人で歩いていたら、
不意に私の右上の方から私の横眼をかすめて、
何か白いものがひとつふわっと落ちてきました。
落ちてきたものを振り返ってみたら、
3㎝くらいの白い小さなフワフワの羽でした。^^
それを見て、ちょっぴりセンチメンタルに浸っていた私の心がほっこり温かくなりました。
「今日は頑張ったね。お疲れ様!!」と天使達からのねぎらいと祝福でした。
天使達と、羽を提供してくれた鳥さんに
「ありがとう!! 愛してるよ~!」と 心の中でお礼を言いました。
今日は本当に素敵な時間をありがとう。
私の心から 感謝と愛が いっぱいいっぱい 溢れ出るのでした。
空を見上げると青空でした。
冬の柔らかい日差しが私を優しく包んでいました。
今日もありがとう。