最近くりは否応なしに将来の問題と直面している。頑張った先に結局なにもない、という世界に片足を突っ込んでしまったのではないかということである。もちろん彼はオーバードクター問題について知っている。博士の学位を取ったものの就職口のない人達の話をたまに聞いてはいたが、去年までは自分に降りかかる問題としての切実さがなかった。去年までは新しい山に、とにかく必死で登り始めた段階だったからだ。見晴らしの良いところまで来てふと見渡すと、かなり危険な山であることが実感として湧いてきている。

彼の分野はマイノリティで、近年その傾向はさらに強くなっている。これから教育研究機関というもの全体が進んでいくであろう方向を考えるとポストはさらに減っていくだろう。役目を終えた分野とも言えるかもしれない。

しかもここにいても有益な人脈が作れないという問題も抱えている。研究機関のポストは人脈で内定者が決まってる上で、一応の公募をかける出来レースであることがほとんどだ。例えば運よくそのようなポストにつけても任期は2年~5年だ。 一生綱渡りのような不安定な足場にヒヤヒヤする覚悟が果たしてあるのだろうか。もちろん今はすごく楽しいという。しかしそのモチベーションは60歳まで続くものなのだろうか。 医学部出身じゃないと一番てっぺんまで登れないと分かっている道で純粋に研究だけがやれればそれでいいと思えるぐらいのものなのだろうか。

仕事の本質は「代わりにやってあげる」ということだ。代わりにお米作る、代わりに家建てる、代わりに病気を治すetc・・・・・。それに対価が払われる、払う。つまり仕事というもののほとんどは他人が抱えてる問題(仕事)である。しかしここは違う。自分だ。自分が自分の興味に従って自分の為にやる仕事。この仕事には強い好奇心とそれに向かう激しさが必要だ。具体的な将来像がいつまでも見えてこない事を凌駕するような好奇心と激しさ。彼の当初の自信は日に日に無くなってきている。

今やってる事を仕事じゃなくて趣味レベルまで落とした方がいいのではないかという考えが彼の中にあって、いやいやと打ち消したいけどなかなか消えていかない。むしろ大きくなっていっている。ここのところ勉強ばっかりして、研究の方が進んでいない理由はこのへんにありそうだ。

彼はまた「自分探し(笑)」を一から始めようと思っているのではない。
どれだけの覚悟があるのかを自分に問うているのである。
東北で職の公募があるので受けてみては?と言われた。条件的におそらく採用されるだろうとのこと。今目指している方向からすこしズレる職種なだけに迷っている。普通に公務員に準ずる安定した職業なんだけど出世というのがない職種。てか意外に出世欲ってオレ結構あるんだなーと提示されて気付いた。会社辞めてまで始めたことなので好きなことできればいいと思ってるかと思った。どうやら楽しいことしつつ上にも行きたいらしい。しかし俺のような立場のやつらの就職というのはタイミングに依るところが大きい。つまり運次第だということ。打ちにいくべき球か、見送るべき球か2ヶ月ぐらい悩むことになりそうだ。今の立場も続けながら仙台行けるのならそれがベストなのだが。
AKB総選挙あったみたい。

予想してたので、結果見るとき結構楽しめました。

予想

1位:前田敦子
2位:篠田麻里子
3位:大島優子
4位:柏木由紀
5位:小嶋陽菜
6位:板野友美
7位:渡辺麻友
8位:高橋みなみ
9位:峯岸みなみ
10位: 指原莉乃


結果

1位:前田敦子
2位:大島優子
3位:柏木由紀
4位:篠田麻里子
5位:渡辺麻友
6位:小嶋陽菜
7位:高橋みなみ
8位:板野友美
9位:指原莉乃
    :
15位:峯岸みなみ



これなー、一般人が見たら
柏木さんと指原さんの大躍進当ててすごい!
と思われそうですが

ヲタが見たら
この2人のランクアップなんて
誰でもわかってたことだし。
全然順位当たってないじゃござらぬか、くり氏ー。
という感じなんだろうなー

競馬的に見たら、
大体合ってるのに詰めが甘いいつものパターンですね。

総評とか各々がこの順位になった原因の分析とか書きたいけどなーw
時間がないということと、キモイという理由でやめときます。