ちょっとだけ昔話。mixiで、当時はマイミクだった男性に、わたしに聞きたいことがあるからと、携帯番号を教えられた。かけたよ、かけたけど。用事があるお前からかけろよ!通話料かかるじゃないか(爆)他にも、わたしが本当にその人か確認すると、「間違いなく本人です、◯◯さんならすぐ自分の声だと分かるけど。」ごめん、わたし◯◯さんじゃないから分からないや!っていうか、分かるわけないってば!
もう戻れないと気付いてる、たぶん君も。ほんの2年数ヵ月前まで、わたしは平凡に暮らしてた。恋愛経験は少なかったけど、それも別に特殊でもないし。元カレとはちょっとゴタゴタもしたけど、それもたいしたことじゃない。平凡なまま、誰かとなんとなく恋をして、なんとなく結婚するものだと思ってた。少なくとも、彼と出逢うまでは。彼との出逢いは、とあるコミュニティーサイト。偶然、わたしが彼にアクセスした日が、彼の誕生日だった。だから、メッセージを送っただけのこと。返事が届いたのは、翌日。不思議なほど話は弾んで。そのうち、「O型の女の子って、しつこいの駄目?」なんて言うから。ドキドキしながら「わたしはわりと平気だけど。」なんて答えたら。「一般的には、どうだと思う?」…………思わず、携帯を放り出しそうになった。つまり、恋愛相談だったわけだ。その後、彼はあっさりフラれてしまい。死にそうな声で、わたしに電話をかけてきた。電話で、わたしの声と話し方が気に入った彼は、わたしに会いたいと言った。わたしも、彼に会いたかったから。だから、会いに行った。それが、わたしたちの始まり。それからは、山あり谷ありだったけれど。なんだかんだで、2年数ヵ月。これからも山あり谷ありだろうけど。それでも、君の手は離さない。