映画「踊る大捜査線 ファイナル」感想(ネタバレ有り) | ピンクのパラソル

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ピンクが好きです。


それは、幸せの色だから。

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なんか、色々考えさせられる部分もありました。

過去に犯人に拳銃で打たれた後遺症である痛みに、天職である刑事をやめようとするすみれさん(深津絵里さん)。
警察内部の不祥事を隠す為に、刑事を辞めさせられそうになる、青島(織田裕二さん)&室井さん(柳葉敏郎さん)。


そして、今回の犯人3人のそれぞれの考え方の違い。

小泉孝太郎さん演じる古池茂は、犯人の中で、最も正義感が強く、それゆえに犯罪を犯してしまった人。彼は、あくまでも、六年前に少女を誘拐し、殺した男たちが無罪になって釈放された事実が許せなくて。その2人を殺す為に、犯行に及んだ。


香取慎吾さん演じる久瀬智則は、正義感の強さと、鳥飼誠一(小栗旬さん)に操られたが故の犯行。鳥飼の存在がなければ、彼は、罪を犯すことはなかったかもしれない。


そして、小栗旬さん演じる鳥飼誠一。これが一番恐ろしい。青島&室井さんを辞職に追い込むことを提案したのも彼。小池&久瀬に犯罪計画を持ち掛けたのも彼。さらに久瀬に対しては小池が身柄を確保されたあとも、指示を飛ばし、意のままに操っていた。久瀬が真下(ユースケ・サンタマリアさん)の子供を殺す前に、久瀬にメールを送っていることからも、久瀬が鳥飼の操り人形であることは、想像がつきました。
鳥飼は鳥飼なりの正義のもとに、警察の隠蔽体質を変えようとしたことは分かるけれど。
その為に、関係ない子供まで巻き込んだり、そのやり方は本当に恐ろしいと感じました。


こんな感じで、すごく面白かったので、気になる方は、是非!