義父が永眠しました
1週間前の夜中3時過ぎに闘病の末義父は永眠しました。
その日も相変わらず親戚や各所に連絡取りながら走り回り、様子見に病院に行ってクタクタに疲れていました。
寝たきりで話せなくて容態は良くはないものの安定しているようでした。
この時点で私は急変の電話がいつかかってくるかもわからず常に緊張している状態で夜も疲れているのに眠れずにいました。
逝去する4日前には遠方からの夫の従兄弟が面会に訪れ、夫は仕事だから私が病院へ案内し色々もてなしました。
次の日は義父の孫…私達の甥が面会に訪れ、また1人で接待。
プラス急遽遠方からの親族が泊まりがけで来る事になり我が家に泊まるとの事で食事から何から全て1人でもてなしました。
粗相がないように気を遣い手土産なども買いに走り…。
本当に義父の介護、それに付属する事柄は全て1人でやりました。
親族が帰った2日後に義父は亡くなりました。息のある時に会えてよかったと皆さんは感謝してくれましたがどれだけ疲労したか。
皆さん口々に私がやってくれてよかった、義父も幸せだったと言います。
でもね息子2人いて嫁もいるのに一切手伝う事なく最期まで私に丸投げだったよ。
施設の職員さん、看護師さんなどは私が毎日走り回って1人でこなして疲弊してるの知ってるから亡くなって夜中3時に病院にかけつけた時ものすごく労ってくれた。そこからはまた1人で葬儀会館に連絡したり、親戚兄弟に連絡しなきゃいけないのをわかってるから「急がなくていいからね。まだ最期のケアもあるからゆっくり連絡とって大丈夫だから」と。
病室の荷物を持ち義父を迎えに来てもらい、病室を出たのは5時前だった。
会館に着き、打ち合わせをしてフラフラで一旦家に帰ったのは7時過ぎ。
そこから一膳飯を炊き、茶碗に盛り、色々連絡してまた会館にトンボ返り。
打ち合わせ終わって帰れたのは12時過ぎてた。
それからはお寺さんに連絡し、ご住職と打ち合わせをしてる時に義父嫁が到着して施設へ義父に着せる服を取りに行ってもらった。そのくらいしてもらってもバチは当たらないだろうと思って頼んだよ。
施設に行った義弟嫁が義父が亡くなった事を職員さんに言うと開口一番「長男のお嫁さんは?大丈夫?あの方が1人で全部お世話してたから私達職員はお嫁さんが心配で…。詳しくはお嫁さんから聞きます」と言われたそうで(笑)こんな時だけど職員さんナイス(笑)
義弟嫁が帰って14時頃に改めて施設へ報告に行くと「妙に腹が立って義弟嫁さんには↑って言うたよ〜大丈夫?大変やったね。こっちの片付けはゆっくりでいいから倒れんようにね。」と労いの言葉をいただきました(笑)
わかってくださる方がいる事に救われた。
15時には遠方の親族の新幹線のチケットを買いに駅まで行き、郵便局で速達配送。ホテルの手配も。
年配の方が多いからここまでしないといけなくて…。
夫の仕事の都合で葬儀まで2日あったからチケットも送れた。
その日は流石に作る気力もなくてお弁当買ってきたよ。
全部終わった頃に夫帰宅。やった事を報告してこれからやらなきゃいけない事も。
次の日は到着する親族を出迎えてホテルへ案内したり、遺影の写真を準備したり、斎場に飾る義父の遺品を取りに行ったり…。
当日に最終打ち合わせをしてお通夜。
お通夜は滞りなく済んだけど会館に泊まる予定の親族が急にここには泊まれないと言い出して我が家に泊まる事に…。ちゃんと説明して納得してたのにね。急遽お世話しなきゃいけなくなって本当に疲れた。
告別式も当日の朝に出棺時に自家用車に乗り合わせて行く予定が親族の叔母がゴチャゴチャ言い出して言い方悪いけど疲れ果てていて面倒くさくなったから急遽タクシーを呼んで火葬場へ。
初七日の法要が終わってそれぞれタクシーで見送ってやっと長い日が終わった。
式の間も男連中はタバコタバコで全然会館の中にいないから私一人で親族相手に走り回って…。
流石に夫には「あんたらはズルいわ!タバコ休憩ばっかりいい加減にして!喪主のあんたが相手せなあかんやろ!」とキレました。
夫は「いや…でもチャキチャキ動いて良い子やってみんな言ってたで?」って言ってきたけど「それは当然やろ。誰もしないんやから!喪主のあんたさえもしないから喪主の妻の私が全部しないとあかんようになったんや!」とキレましたね。
親族のちょっと古いお姉様は「喪主の妻は座ってないと…」とか言いますが私が動かないと誰もしないんだってば!
会館の職員さんも喪主の夫より妻の私に聞いてくるし本当に夫はお飾りだったわ。
だからね、義父が亡くなって悲しいって感情はないのよ。ただ疲れ果てたってだけ。
結局最期まで1人でやり切ったから。
みんなの雑談中も会館と打ち合わせしてたり相談したりね。お茶も出さなきゃ、精進落とし片付けてコーヒー出さなきゃとか。
一体誰の葬儀なんだろ…って。
葬儀が終わっても家で祭壇組み立てたり、香典の仕分けに管理、施設の片付けに、色々な手続きとやる事いっぱい。
義弟夫婦はそれも全て丸投げです。
夫は私に言われた事をやるだけで自分から調べたりする事もないからね。
保険や年金の手続きも全部下準備したのを夫が提出するだけ。これは息子じゃないと出来ないから。
息子じゃないとダメな事以外は全て私一人。
疲れ果てて頭がボーッとしてるのに。
その上キッチンの水漏れ発生したりして、もうヤダ!ってなるよ。
2日間の葬儀が終わったら通常に戻るからまたいつもの家事やらサポートもしなきゃだし。
介護の心労はなくなったけど、まだしばらくはバタバタの日々が続きそうです。