三陸海岸の紅葉~神割崎とその周辺
志津川まで行ったついでに周辺をパトロール。まずは神割崎オートキャンプ場から海岸まで下りてみる。
ここがその昔夏になると、ウニ合戦
を開催していた海(笑)。
本当はもっと鮮やかなコバルトブルーの海なんだけどあいにくの天気で残念。。
まぁよーするにその昔、欲のたかった二つの村の漁民どもが浜に打ち上げられたクジラを巡って争っていたら神様に怒られたってところか。
ちなみに双方の村の漁民を先祖に持つオレはどうすればいい(泣)。
実際、神割崎は何度か火サスの撮影現場に使われている。
神割崎の面白いところは伝承がそのまんま現在の行政区域の境界線になっているところ。画面下の御影石の境界杭の天端をよく見てもらうと中央に掘られた境界線が岬の割れ目とピッタリ合うのが分かる。
んでこれを北側から見ると志津川町(現:南三陸町)になっていて、、
南側からみると北上町(現:石巻市)になっている。どう?!面白いでしょ^^
帰り際、国道から紅葉の奇麗な岬が見えたので港まで下りてみる。ちょうど山形のアングラーが釣りをしていた。不思議なもので三陸の釣り人である自分からすると憧れの日本海なのだが、向こうのアングラーからすると三陸リアス式の根のキツい太平洋側でロックフィッシュを釣るのにどうも憧れるらしい。ま、“隣の海は豊饒”ってことか。
こういうひっそりとした小さな漁港が南三陸町にはたくさんあります。
三陸リアス式海岸の南部にあたるこの辺りの入り江はギリギリまで広葉樹の森がせり出しているので、海で紅葉狩りを楽しむことができる。このアングルだと中禅寺湖畔と言っても分からなそう(笑)。
訪れる人の少ない小さな漁港で見つけた絶景スポットでした。
来年の秋はここでBBQ決定だな(-_-)y-~~~