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繭の夢

犬、手芸、読書、クラシック音楽、絵画、映画…好きなことを、気まぐれに。

好きな映画は何度も繰り返して見る性分で、この映画も何回見たか分からないくらい、大好きな映画。

2014年のインド映画。


チェンナイのスラムで逞しく生きる兄弟が、憧れのピザを食べるために奮闘する話。

兄弟を取り巻くスラムの大人たちが温かく、間抜けなペテン師とその弟子(?)も、どこか憎めない。



分類としてはコメディなのだろうが、社会問題も盛り込まれ、ただ手放しで笑ってばかりはいられない。スラムに生きる人々について深く考えさせられる。ホロリとする場面もある。


また、子役たちの演技の上手さには舌を巻く。この二人は今ではすっかり青年になり、今でも俳優として活躍中のようだ。


そしてこの映画を見るとピザを食べたくなる。

高血圧・高血糖値・高コレステロールの三冠王の私には、ちと辛い。


小さな小さなフルシリコンドール。

それぞれきちんと性別があり、大きい方は10センチの男の子、もう一方は5センチの女の子。



小さすぎて合う服がなかなかない。ハンドメイドが趣味なので自分で作れなくはないが、食指が動かない。

ごめんなさい。


そして、本当に小さすぎて、しばらく行方不明になっていた。他のドールたちの下に埋もれていた。

本当にごめんなさい。


話は逸れるが、あるサイトで、初めてリボーンドールを購入した方のレビューを見た。 


45センチ弱のフルシリコンの女の子で、写真がたくさん載せられていた。

商品レビュー用というより、アートギャラリーのような、素敵な写真ばかりだった。


どの写真も、恐らくドール用ではなく人間用の、とても可愛らしく上質そうな服を着せられていた。

その子のためにたくさん購入したのだろう。

フリフリの可愛いボンネットやケープ、ミトン、靴下にタイツなどの小物もたくさん揃えられていた。


その子以外にドールは持っていないようで、その一人の子をとても大事に可愛がっているというのがよく伝わってきた。

「赤ちゃん人形がこんなに可愛いとは思わなかった」と、すっかりメロメロの様子。


ドールに限らず、私は数を集めるタイプ。

でもこの購入者のように、ひとつのドールを徹底的に可愛がるというのも、素敵だなあと思った。


それにしても、暗黙の了解やタブー領域なのかもしれないが、普通のECサイトで安く買えるのに(私が利用するのは楽天やAmazon等のみ。いくら安くても某国の格安サイトだけは絶対に利用しない)、フリマサイトでは何倍もの値段で売られているのをよく見かける。

ドールに限った話ではないが。

要は、転売ヤー。


この子達もAmazonで2千円もしなかったのに、フリマサイトで1万円近くで出品されているのを見たことがある。


やはり今の時代は、情報弱者は何かと損をすると思う。

私はアナログ人間なのでITは苦手分野・業界なのだが、自分の身を守るために知識を身につけなければならない。


便利だが面倒な時代になったなあと思う。