連日、暑い日が続きますね。

今日は朝から夕方まで、ノンストップ、レッスンの一日でした。

生徒さんには様々な方がおられますし、様々な時期があります。
レッスンでは、叱ったり励ましたり褒めたり、色んなことをしています。

私は、自分の経験から、レッスンでは変に煽てたりせず、率直にコメントする事を心がけています。

レッスンを受ける立場だった時に、いつも一貫した態度で、良い時には良い、悪い時には悪いと言ってほしいと思っていたからです。

さて、前回のレッスンで、音程をかなり指摘され、泣きながらも、何度もレッスンの中で練習し、良い音程がどういうものなのか、それが理解出来たのかどうか、という確認作業をした生徒さんとお母さん。

「家でも、がんばって練習してきます」と帰られ、今日のレッスンは音程もかなり改善され、レッスンで指摘した事は、その場で治っていき、
レッスンでは何度も、「そう!良いね」という言葉が出てきて、さらに生徒さんは良くなり、お顔付きもとても良い表情になりました。

こういうレッスンは、私も清々しく、次回が楽しみになります。


…何度言っても、ほとんど変わらず、レッスンの中でもきちんと聞いていないようなレッスンもあり、苦々しい思いをすることもありますが、
それでも、「続けるのも才能」と思います。

時期により、人は大きく変わりますし、一つの型の中では輝かなかった生徒さんが、数年後にしっかり活躍できることも、またその逆もあります。

幼少の頃からヴァイオリンを続けていた経験が、私個人としては、思考の仕方から性格までを形成し、
「一つのことをやり続ける」という経験が、いかに大切なことかと思うのですが、続けるのは難しく、手放すのは容易いのですね。

また、ただ惰性で続けるのではなく、良い環境を整えるということが、どんなに大切な事かと、私は考えますが、誰もが理解される訳ではありません。


ところで、大人の生徒さんとは、時に興味深い話題になる事もあり、私の生徒さんは面白い方が多いので、たまに、レッスンもせずにお話ばかりして、おまけのように音を出す事もありますが、生徒さんとお話していて学ぶこともたくさんあります。

「お話をする」とか、「議論を交わす」ということは、何かを学ぶ上で、とても大事な行為なのですね。

長々書きましたが、そんな幸せを感じる、楽しいレッスンの一日でした。


それに、美味しい一日でもありました…(^○^)

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幸せのあとは…自分の練習です~( ̄▽ ̄)


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