こんにちは

管理人のkeico です
今日も良い雨が降っています

前回の記事の中でふれていた
「捨てないモノづくり」
について、書いてみます。
約8年前、芸能人がよく言う 活動休止 というのを
をやりました。 仕事もすっぽり辞め
日本から離れ、何もかも新しい環境に身を投じました。
スーツケースとスポーツグッズだけを持って1年の移住。
そんな中、滞在先で ある人と話をしました。
モノづくりについて。
自分がやっていた仕事は、ものを作る=捨てるものを作っている
のではないかと疑問をもったこと。
もっと言うと、捨てるために作っているのではないか
という、自分とそして世の中への問いかけ。
それだけ、慌ただしく時間に逆らってものを作っていたのかも
知れません。 安く大量に生産することも求められる事
ではあるけれど、それがやるべきこと・・・?
初めて口にして納得したんです。
なぜ初めて会った人にそんな話をしたのかは、
後々に解ったことなのですが・・・

昨年の春に、ELDERシリーズを発表しました

エルダーシリーズを商品化するまでに、
1年半~2年くらいの歳月を掛けて、試作しては使い
作り替え・・で、今のリュックの形ができました。
が…
最初はこんなものだったんです



メッセンジャー風なショルダー

色もややクレイジー

刺繍いれたり、気ままに創作

でも、それもこれも原点は同じ。
裁断クズ=捨てるものを出さずに鞄をつくろ。
長いままの生地を裁断台の上に広げ、
ハサミ✂1本で、生地を真横に真っすぐ ズバーン
と切って、四角いパーツでスタート。
折り畳んで縫って・・ファスナー付けたり
ショルダーベルトを付けたり、
想像と作業の中から立体をつくる。
とりあえずは 足し算足し算。。
まずあれこれやってみる。
いらないモノも付けてみたり外してみたり。。。
そして、ある程度のところまで行きついたら
「やめる」 を始めます(変な言葉ですが

)
大切にしたいことは
素材の良さを表現できるシンプルさ。
ステッチ・念引き・仕上げ・裁断・縫製
必要な部分は手を掛けますが
必要ない工程やパーツは、1つでも少なく。
普通ならば、上質に高級に見せるために
色々やりたくなってしまう・・・のを、やめるんです。
素材そのものは、もうデザインなんです。
とにかく、シンプルであること。
デザイン だけではなく
そのバッグに宿るスピリッツが、構造が、
深くシンプルで伝わりやすいこと。
そして、丈夫であること。
縫う箇所が少ない
=作業効率が良い
=生産者に優しい
=工賃がおさえられる
=上代がおさえられる
=お客様のお財布に優しい
+
裁断後のクズが殆どない
=地球にやさしい
そして、そのコンセプトをベースに作っていると
自然に出来上がったものも、優しいフィルムであったり
優しいシルエットや雰囲気がでるようです。
捨てないものづくり

なかなか難しいテーマなんです。やっぱり

でも、これからも変わらずやっていきます。
長くなりました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

全国各地のフェアーで時々店頭に私が出没します。
つかまったら、これより長い話をしますので、
出会った際には
ご期待…… 覚悟を…… ご注意ください

では see you next smile
