暑”い~
いつまで続くんだ、この猛暑
もう9月も中旬に入るのに何なのこの気温
さて今年もエアコンの売れ行きは良かったようですね。
量販店さんもさぞかし儲かったことでしょ。
この時期多いのが他社さんで工事をした「手直し」。
何と今月に入って5軒のご依頼です。
「貫通スリーブが入っていないので入れて欲しい」が一番多い内容です。
某量販店さんで工事をしたら貫通スリーブを入れてくれなかったので、
お店に電話をして確認したところ「貫通スリーブは入れなくても良い事になってます。」って
ハッキリ言われちゃったそうで文句も言えなかったとか。。。。。
標準工事の内容に「貫通スリーブ」は明記されていないので入れなくてもらえなくても
文句は言えないし、無料手直しも論外。
特に量販店の工事人さんたちは夏が繁忙期の為、次の現場があるので一軒に時間を
掛けているわけにもいかず、工事をしている最中も「話しかけないで」オーラが出てるみたいで、お客様も工事人に話が出来ないようですね。
ただ、後から貫通スリーブを入れるとなると、室内機を外して配管を抜かないと出来ませんので、取外し料金と設置料金が掛かってしまいます。
そして最悪なのが「貫通スリーブが入れられない」・・・・です。
他社が空けた穴の写真です。
右側に筋交いが出てます。
ボードに穴をあけたら筋交いが出てきたもののどうにかかすり傷程度で、
穴を貫通しました、がこれでは貫通スリーブは入れられません。
ボードとクロスを張り替えて穴のあけ直しになります。
ただ、筋交いをかすめていますが重大な損傷ではないので業者さんを
とがめる事も出来ず、かといって貫通スリーブが入れられないと通気層から
エアコンの穴を伝って風や虫も入ってきてしまう・・・。
やむなくお客様が自腹で改修工事をする事になりました。
とっても残念な工事です。
何千万という借金をして「夢のマイホーム」を購入して、楽しい生活を夢見て
引越しをするはずだったのに・・・・と嘆いておられました。
「貫通スリーブ」は絶対に必要なものですので、工事をご依頼されるときは、
必ず「貫通スリーブを入れてください!」と言って下さいね
大切な財産が一瞬で悩みの種になってしまわないように・・・・・