任意団体THS(TOTAL HEALTH SUPPORTERS)

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整体のプロフェッショナルがお伝えする健康情報

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今回のブログ作成者は  たかQカイロプラクティックセンター  高久和巳先生です。



一般的に大体9:1で右利きの人が多きとされています

実際の統計と来院される患者さんの右利き左利き比率のも同様で、男性の方が左利き割合は多く見受けられます。

基本的に9割近い人々が右利きですので、世の中のシステムも右利き有利に作られているのは皆さんご存知でしょうか?

右利きの方はほとんど知らなかったという方も実は多いかもしれません。

例えれば、パソコンを使うときに無くてはならない「マウス」や、紙を切るときの「ハサミ」などは右利きようのものしかほとんど存在しない。左利きのものを購入しようとしても100円ショップにはない、専門店で高いお金を支払ってようやく手に入れることができる貴重品なんです。

文字に関していえば、完全に右利き用にしか考案されていない。

ドアノブも右廻しのものがほとんど、電車の改札口も右側にあり、などなど例を挙げればキリがないほど、世の中全て右利き向けに社会が成り立っているのです。

このように社会が右利き優位に形成されているため、左利きに生まれたら社会で生きていくのに不便を感じるからと、利き手矯正をすればいいかと多くの方が考えられます。利き手を無理に矯正するのは間違い 右利きの人が右手で物事を上手に使えるのが当たり前のように、左利きの人は左手なら物事を自然にできるのですから無理に正そうとする必要は無いのです。

そもそも子供が何事にも左手を使っているということは、機能的に優れているという事を無意識のなかで理解し、左手を使った方が色々な事を上手にすることができるということがわかっているからです。

それを社会的に不利だからという理由から何も知らないで、利き手を左利きから右利きに無理やりに矯正をしようとす行為は、子供にストレスを与えることになります。

使い慣れない右手を用いて行うことは、子供の脳にとってはストレスを受ける行為と認識てしまい、そうすると、右手で文字を書いたり計算したりするということは嫌なことと感じて、勉強=ストレスになるものだと無意識に判断してしまうためです。

良かれと思い利き手を矯正してしまったことがきっかけで、勉強することが嫌いになってしまうと、子供の将来を制限してしまうことになってしまうことにもなりかねません。心的トラウマを生む原因にも!

また、勉強嫌いだけなら将来改善の道はいくらでもありますが、以下のような心的弊害を受けることもあります。

・ テンカンや吃音症 ・ 左右盲(とっさに左右がわからなくなる)
・ 鏡文字を書くようになる

テンカンや吃音症は基本的に利き手矯正を行うことによって必ず起こる問題ではありません、利き手矯正をする際に親や先生に間違いを叱責されたり、叩かれたストレスが蓄積しトラウマになり症状が発症する可能性があると言われています。

左右盲とは自動車などを運転していた際やタクシーなどに乗車した際に、急に道を曲がる際などの「とっさに左右がわからなくなる」といった空間認識が苦手でわからなくなることが起こってしまう症状です。

これはお箸を持つ手が右手だと教えられますが、自分では左で持ったりする方が使いやすいことで、頭が混乱してしまい、右と左がわからなくなってしまうことによります。 その上で利き手矯正を行うとにより、突然左と右がわからなくなってしまうことで、鏡文字になってしまいやすいとも言われています。

但し、もともと文字というのは右手で書く方が得意な時計回りが中心ですが、左利きの場合反時計回りのほうが得意なため鏡文字は基本的に左利きに多いようです。

やっぱり利き手矯正は良く無い 利き手は右脳と左脳の神経回路と深い関係があり、脳の発達にも結びついているため、親は子どもに無用な心理的負担をかけてはならないでしょう。

幼少期に無理な利き手矯正を行うと脳の統合不全を起こしてしまうためです。

でも・・・どうしても矯正したいなら 体罰や心理的抑制をして無理やりに利き手矯正を行うのではなく、子供に負担をかけないように親が心がけて遊びの中や、ストレスを与えないような誘導をして楽しみながら行うことです。例えれば、食事中に左手で上手に食べれてたらこっち(右手)でも試してみようか?お絵かきも試しにこっち(右手)で書いてみようか?

と、子供に少しずつ右手に誘導してあげることです。

決して子供が嫌がる状態で、行ってはなりません。
13回目の福島県いわき市での被災地復興支援ボランティア。

午前中はNPCバレエスクールでの施術でした。
今回もたくさんの方々がいらして下さいました。
クッキーなど美味しい差し入れもありがとうございました!!

午後は楢葉町作町一丁目仮設住宅へ。
原発事故から4年半、今年の9月5日に避難指示が解除され、その前の4月から帰還に向けての準備が徐々に進んでいました。

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全自治体規模での解除は初めてで対象人数は過去最多。楢葉町は本格帰還の先駆けの町にもなりました。
とはいえ、皆さんまだまだ生活環境の変化には不安が残るとの事で、作町一丁目仮設には現在も50世帯以上の方々が暮らしています。4年半という時間の長さを感じました。

仮設で暮らす皆さんは、今でもそれぞれ問題を抱えていらっしゃいます。
放射能汚染や家屋の崩壊などの住環境はもちろん、家族やこれからの人生の事など本当に様々…。

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私たちもお話を聞く度に「うーん、どうすればいいんだろう」という考えが増し、具体的に何ができるかと言われればもどかしい現実と直面し…という時 もありました。が、今回ふと思ったのが、被災地の方々の「ガチガチに固くなった肩や腰」に手を当てている時「あー気持ちいい」などの「癒しを感じる瞬間」 は間違いなく存在しているんだなという事でした。


私たちも「ありがとう」と言って受けに来てくれる方がいるからこそ施術ができるわけで、そしてボランティアの受け入れをして下さるのもまた、被災された福島の方々です。

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THSボランティアの時間は「みんなで相手を思いやるからこそ生まれる癒しの時間」なのだなと改めて感じました。それはほんの少しずつですが、活動を継続してきた今だからこそ気づけた事なのかもしれません。皆さんの思いやりの心に感謝です。
できる事をコツコツ行動する事が、いつかは何かに繋がっていく。
そう感じられた今回の旅でした。

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今回のブログ作成者は  たかQカイロプラクティックセンター  高久和巳先生です。
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お母さんのお腹から出てきた赤ちゃんとお母さんを繋ぐへその緒をコッヘルという器具で臍帯をはさむことで、臍帯内の血流が停止したら臍帯クリップを止め、その間を臍帯剪刀(さいたいせんとう)という専用のハサミで切ります。

切るタイミングが重要なんです 実際の日本の出産時における現場ではどうなんでしょう!

一般的に日本の病院では、お母さんのお腹から出た直後に切断されます。

なぜ、日本ではスグに切られるのかというと、黄疸(おうだん)に関係しているそうです。
※これは自分の子供の出産時に医者への要望という項目の際に聞きました。

理由としては、へその緒をすぐに切らないと赤ちゃんに血液が多く流れてしまうことで、多血症になり「黄疸」になりやすい、ということでした。切るのを3分待つと健康に!

イギリス国立医療技術評価機構から、出産後1~3分はへその緒をつながったままにしておくことを推奨するガイドラインが出るとのことです。

赤ちゃんがお母さんのお腹から出てきてから3分間へその緒をつけたままにしておくと、血中の「鉄分値」が良好になり、赤ちゃんが健康的になることがわかってきました。

3分という時間の間に、へその緒の中に残っていた血液が赤ん坊の体内に移動するからだそうです。

これはイギリスの研究機関が3911人の生まれた赤ちゃんのへその緒を出産から3分後にカットし、その後の経過を観察した結果、へその緒の切断を遅らせても母体の出血や失血やヘモグロビン値などに違いはなく、むしろ赤ちゃんの方は、出生後1~2日間の間ヘモグロビン値が通常より高くなり、生後3~6ヶ月間は鉄欠乏症になる危険性が低いこという臨床データがでています。

このように、出産してスグに切るよりも少し時間をおいて、へその緒を切ったほうが赤ちゃんにとってプラスになる要素が多いことがわかると思います。

上記に記載しましたように、自分の子供の出産時にお医者さんにお願いした件ですが、私も信念を持って自分の子供のために要請しましたので、それなら「拍動が切れる際に」切ってくださいとお願いしました。

これも一つの方法なのです、アメリカのデータだと思いましたが、切るタイミングで性格にも影響するというものです。

早く切りすぎてしまうと、上記のような栄養不足になり病弱気味になりやすい。逆に3分を越えて切ると、栄養豊富だが性格が依存しやすい体質になる。

と、いうものです。 出産される病院ごとで考え方も違いますので、お子様を出産される際はお医者さんとよく相談をされることが、今後のお子さんの成長の助けになります。

先日 8月9日(日)に、福島県いわき市内のNPCバレエスクールと楢葉町作町1丁目仮設住宅にて、NPO法人トータルヘルスサポーターズの第12回被災地ボランティアを行ってまいりました。

 

今回の参加者は、

高洲カイロプラクティック整体院One の高田治郎先生、

柏オリーブの木カイロ整体院 の梶原健太郎先生、

前回、ハーバルソルトワークショップで講師を務めてくださった古瀬陽子先生、

普段は、映画プロデューサーとして活躍している野村展代先生の4名で整体ボランティアを行ってまいりました。

 

また、今回も江崎器械株式会社 様が施術用ベッドを提供してくださいました。

毎回毎回本当に感謝しております。

 

セラピスト 被災地ボランティア

 

午前中は、いわき市のベースキャンプとしてお世話になっているNPCバレエスクールにて、チャリティ整体を行いました。

 

ベースキャンプNPCバレエスクールのチャリティ整体では、 整体施術1回につき、募金を頂いています。

 

こちらで集めた募金は、東日本大震災・津波で親御さんを失った震災孤児のお子さんをサポートするために、あしなが育英会の東日本大震災遺児基金へ募金をしています。

東日本大震災・津波遺児への支援活動に対するご寄付

 

セラピスト 被災地ボランティア

 

チャリティ整体を受けに来てくださっている方も、東日本大震災により大きな痛みをしょっている方たちですが、「より困っている子供たちの助けに少しでもなりたい。」という想いでチャリティ整体に参加してくださっています。

 

午後からは場所を移し、ベースキャンプのNPCバレエスクールにほど近い楢葉町作町一丁目仮設住宅に向かい、整体ボランティアを行いました。

 

セラピスト 被災地ボランティア

 

今回の楢葉町(原発避難地域)仮設住宅はお盆時期ということで人もまばら。

その分、施術以外で比較的ゆっくりとお話しをする時間がもてました。

自治会の方も最初は「愚痴を言っちゃってごめんな~」なんて言いながらのおしゃべりが、最後の方は涙がこらえきれず言葉に詰まってしまう場面もあり、私も胸に込み上げてくるものがありました。

 

話の内容は、将来に対する様々な不安が未だに解消されないこと。避難者の方たちの中にも、格差が存在すること。

特に、楢葉町で細々と畑をやって生活している独居老人の方などは、楢葉町の避難指示が解除されて、それとともに補償金が打ち切りになってしまっては、楢葉町に戻って生活を立て直す気力や体力も残っておらず、将来に対して非常に悲観的になってしまっているということでした。

 

このような話を涙ながらに語ってくださり、ただただ耳を傾けることしか出来ませんでしたが、私も現地に足を運ばなければ何も知らないままでした。

 

セラピスト 被災地ボランティア

 

毎回毎回、現地に渡航し、現地の方の話に耳を傾けると、メディアからでは決して知ることの出来ない、現実の実情を知ることが出来ます。

 

私たちは耳を傾け、整体施術を行うことしかできませんが、それでも繋がりを持つことによって、現地の方たちは「私たちは、まだ忘れられていない。」と心の支えになっていることを実感しています。

 

なので、これからも継続して足を運び続け、現地の声に耳を傾けていきたいと思った第12回被災地ボランティアでした!

今回のブログ作成者は  たかQカイロプラクティックセンター  高久和巳先生です。
産湯 医療ドラマなどで出産直後の赤ちゃんを産湯につけるため、「生まれた~スグにお湯をたくさん用意して!」といった場面や漫画などでは産湯につけてる場面をよく見ているためか、出産した赤ちゃんは産湯にすぐにつけないといけないような刷り込みがされているのではないでしょうか!?

産湯の目的は生まれたての赤ちゃんは、お母さんのお腹にいたときに羊水内で皮膚に胎脂(たいし)が付いてたり、出産の過程で血液などが付いているため、これらを洗い落として清めるのが目的のようです。

以前では特に感染症予防という目的があったため、感染症予防薬を産湯にいれているときもあったようです。

あと、ドラマである「ありったけのお湯」は赤ちゃんの体を洗うためだけでなく母体や機材の汚れを洗い流すための目的もあるようです。

産湯を使わないほうがいい

出産してスグに産湯を使うと、実は赤ちゃんに様々なマイナスの要因を与えることになるからです。

1、赤ちゃんを温めることで、エネルギー消費を高めてしまう(体力保存)
2、皮膚を擦ることで皮膚表面を傷めてしまう危険性がある(細菌感染予防)
3、皮膚の保護に重要な胎脂を洗い流してしまう(免疫抗体保存)
4、沐浴後には全身が濡れており、低体温となる危険性がある

特に重要なのは胎脂を洗い流してしまうことです。

<胎脂の成分は>
10%が脂質(分岐脂肪酸コレステロールエステル)10%が蛋白質80%が水分
胎脂は白っぽいクリームのような脂肪分で、生まれたての赤ちゃんには胎脂が身体はもちろん頭や顔にもべったり付いて、赤ちゃんの肌が痛まないためのバリア的な役割をしてます。

胎脂も時間経過とともに減ってくると、外気など様々な刺激によって肌のトラブルが生じやすくなってきます。肌トラブルは先天的要因もありますが、少なくても胎脂によって生まれたての赤ちゃんの肌トラブルをある程度防ぐことが出来るといわれています。

アメリカなどでは出生後に産湯を使わず、血液等の汚れを取るだけのドライテクニックが主流で、出生後はなるべく赤ちゃんに手をかけず、自然な状態に保つこと目的としています。

ドライテクニックにしても特に新生児の感染症の発症率が上昇したとの証拠もないそうです。

逆にむしろ、ドライテクニックにして他の要因も含め、発症率が低下してるそうで、産湯を使わないことのほうが赤ちゃんにとって様々な利点があることが解明されてきました。

そのため最近の日本の多くの出産される病院でも産湯を使わないドライテクニックを取り入れているところが増えているそうです。

これから出産をされる予定の方は、担当されるお医者さんに聞いてみることをお勧めします。
今回のブログ作成者は  たかQカイロプラクティックセンター  高久和巳です。
背骨

背骨がピシッとまっすぐで羨ましいです~は全くほめ言葉ではないです。

背骨がまっすぐイコール、不健康ですね~に相当します。
背骨(脊柱)は正常な場合側面から見ると、頸椎が前方、胸椎が後方、腰椎が前方と「S字」状のカーブをした形状をしています。

上半身は骨盤という土台の上にS字状のカーブのある脊柱とそれを腹筋、背筋によって支えられています。

この腹筋、背筋が弱くなったり土台である骨盤のバランスが悪くなると脊柱の負担が増大してしまい、体重を背骨だけで支えようとし脊柱が徐々にまっすぐに変位してきます。

TVなどでもおなじみの「ストレートネック」や「ストレートバック」はそれまで、S字状であった脊柱ならばスプリングのように柔軟に脊柱に加わっていた荷重やストレスを分散し逃がすことが出来なくなり、首や肩のコリ、腰痛などを引き起こす原因となりえます。

そうなってしまうと、ただ座っているだけでも腰や首が痛かったり、しまいには下半身に痛みやシビレを感じたり、首の問題が強くなると頭痛を引き起こしたりします。

人間の体は絶妙なバランスのもとに構成された生き物で、それが可能となったため二足歩行ができる存在です。

絶妙なバランスが損なってしまうと、様々な箇所に負荷が強くかかってしまうことで、首コリ、肩こり、腰痛、膝痛などの症状を発症してしまいます。 そのため背骨はまっすぐではダメなのです、生理的な弯曲をしている方が正しい状態なのです。
今回のブログ作成者は  たかQカイロプラクティックセンター  高久和巳です。
テンセグリティ

テンセグリティの身体への応用

前回私か書かせていただいた【重力と人体の構造的関係 】で身体をお家に例えて説明させていただきました。

その流れから、今回の【人体は一つのユニット】を書いていますので、併せて参考にしていただければと思います。

建築家のバックミンスター・フラーの指導を受ける学生だった、ケネス・スネルソンが考案したものに「テンセグリティ」という概念があります。

テンセグリティ(Tensegrity) はtensional と integrity の造語で、カイロプラクティック (Chiropractic) のギリシャ語のカイロ(Cheir=手)とプラクティコス(Praktikos=技術)と似たようなもの。

この理論によると全ての構造とは「圧縮と張力」(押す力と引く力)のバランスによって成り立ってる考え。

この建築的概念を生物学的に応用したのがハーバード大学医学部のイングバー博士が生物の構造が全てテンセグリティで出来ていると、主張したとことろです。

生物の構造もテンセグリティ理論による圧縮と張力の複合的均衡で成り立ち、且つ、それが階層的に重なったものとみなされ、人体の構造全てがテンセグリティにより構成されているとした。

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簡単に説明すると、姿勢を保つのは骨格のみが重要と思われやすいのですが、人間を構成するものには「骨格」はもちろん「内臓」や「筋肉」そしてそれらを体内で包みそれぞれが本来あるべき位置に柔軟に固定している「筋膜」があります。

この筋膜は身体内部で縦横無尽に張り巡らされていることで、人間という個体が形づけられているといっても過言ではありません。

簡単にイメージしやすいようによく例えられるられるのが「テント」です。

人体をテントに例えてみますと、テントには骨組みがあり、テントを張る布の部分と骨組みを支えるためのロープがあります。

※これも以前【筋膜ってナニ? 】で説明させていただいていますので参考にしてください。
  • 骨組み  =骨格
  • 布とロープ=筋膜
筋膜の癒着や緊張してしまった状態は、この布の一部が固まったりよじれたり、ロープが絡まったりした状態と同じです。そのような状態ではテントの骨組がゆがんでしまいテントのバランスを保つことが出来なくなってしまいます。


テント

このように筋膜のゆがみによる影響は身体構造を変化させ、その変化によって、様々な問題が症状として現れてきます。

まず、筋膜のねじれなどによって人体の各循環機能が圧迫されることで、循環不良が発生してしまい免疫力が低下して、疲労が蓄積してしまい、倦怠感やコリを感じ痛みやしびれを引き起こす下地を作ってしまいます。

さらにこういった状態が続くことにより、内臓などの機能低下も招き、様々な病気を引き起こすことにもなりかねません。

「人体を一つのユニット」として捉えることで、人体にゆがみが生じた際に、人体を正常な状態に整えるにあたって大切なのです。 実際の臨床においても、原因と症状が違うことが臨床上多々あります。

今回のブログ作成者は  たかQカイロプラクティックセンター 高久和巳先生です。

ダルマ落とし


人体の構造をイメージした際、独立した各部位をそれぞれのパーツが 重なり組み合わさっていると考えておられる方がいるかと思います。

実際に私も、人体の説明を用いる際に患者さんに 理解してもらいやすいため、お家のリフォームを例に例えて、 施術の説明をすることがあります。

骨盤を家で例えると基礎の部分にあたり、

  • 基礎の部分=骨盤
  • 柱    =背骨
  • 屋根   =上半身

このように例えます。

そのため基礎(骨盤)の部分が高さが違ったり、弱かったりすると、 乗っかっている柱(背骨)や屋根(上半身)のバランスが悪くなり、 様々な症状を起こしている起因になるためです。

また、家も月日が経過することで経年劣化から、ところどころに 不具合が生じたり、地震などで起訴の部分が崩れてしまったら、 柱や床などが斜めになり、普通の生活にも支障が出ると思います。

同様に人間も生活習慣の問題や何らかの事故などによって、 身体的構造に支障を基礎の部分に生じさせてしまうと、 今まで何とか持ちこたえられていた背骨も更にゆがんでしまい、 屋根である上半身もどんどん傾いて(猫背)てしまいます。

それによって人間の場合、腰痛、肩こり、頭痛、さらに進行すると、 ヘルニアやストレートネック、胸郭出口症候群など、 といった症状として現れる場合があります。

これは、人間は重力に対して直立二足歩行であるため、 人体の構造が機能に与える影響によるものです。
その影響は強くて特に筋骨格系に対してもっとも現れやすく構造力学的障害として、 人間の統合・調整機能である神経系を介して全身に及んでしまうためです。

このブログを読まれた方で、もしご自身のお身体に違和感を感じることがあれば一度、 人体の構造力学に知識のあるカイロプラクターの先生に一度ご相談されることを、 お勧めいたします。

第11回被災地復興支援ボランティア活動報告

被災地ボランティア セラピスト 被災地ボランティア セラピスト

 

 

 

 

 

 

 

 

3月14日に、福島県いわき市へ復興支援ボランティアに行ってきました。

回を数えて第11回となります。

 

いつもは整体が中心のボランティアなのですが、今回は初の試みである

「ハーバルソルト」を子供達と作るワークショップを開催しました。

 

ハーバルソルトとは、岩塩や塩などに様々なハーブを入れて楽しむものなんですが、サラダのドレッシングにしたり、ヨーグルトに入れたり、お風呂に入れてバスソルトにしたりと、いろんな楽しみ方があるものです。

 

このワークショップの講師は、井の頭公園で創作活動をしている『SPACE3』の古瀬陽子さんです。

 

前日からベースキャンプであるNPCバレエスクールに入り、主宰の八木沼剛先生とのミーティングをしました。

なみえ焼きそばや、抜群にウマいサラダなどを振舞っていただきながら、現地のお話など伺いました。

 

翌日、初の試みでどのくらいの人が集まってくれると心配だったのですが、小さいお子さんからおばあちゃんまで、約30名の方が参加してくれました。

 

講師の古瀬さんの説明を、皆さんメモを取りながら真剣に聞いていましたよ。

 

ハーバルソルトが出来たら、今度はその容器にキレイにラッピング。

可愛いシールを貼ったり、毛糸でリボンを作ったりと、キレイに可愛く出来ました。

 

我々トータルヘルスサポーターズには、様々なスキルを持った人が集まっています。アロマテラピーや今回のような創作活動をしている人、プロデューサーを仕事としている人もいます。

 

これからも整体などの施術を中心としながらも、様々な企画を考えていきます。

 

被災地ボランティア セラピスト

ボランティアが終ってからは豊間海岸へ。

3年前に一度訪れているのですが、その時は海岸沿いにある学校の校庭や

プールの中にも瓦礫が山のように積んでありました。

3年が経過して、どのように復興が進んでいるのか?

これを直接見てみたかったのです。

そして実際に行ってみると、かなり復興が進んでいるように見えました。

学校には瓦礫は無くなっていたし、新しい道路も出来ていました。

サーファー達も海に戻ってきているようです。

 

しかし、これは目に見える復興です。

目に見えない部分は、まだまだだと感じる話も聞きました。

 

これからもわたし達は、様々な活動を通して福島の人達と関わっていきたいと

思います。

 

ご興味のある人は、ぜひ一緒にやりましょう!!

お待ちしております。

今回のブログ作成者は  たかQカイロプラクティックセンター 高久和巳先生です。

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昨年初めて日本人男性平均寿命の初めて80歳を超え、「80・21歳」となり、女性は過去最高の「86・61歳」で、2年連続の世界一、まさに日本は長寿の国です。


健康的な生活を行い、是非この平均的な寿命を越えた楽しい人生を送りたいですね。

そのためには自分の健康状態を知るというのは重要なことです。


それには、定期的な健康診断を行うことは大切ですが、基本的に毎月行うような方はほとんどおらず、精々年に一回行う程度かと思います。


健康診断で一年も空いてしまいますとその間に、何らかの身体的疾患から病気を患ってしまうこともありえます。


そういったものをできるだけ回避するためにも、自分自身の身体的な特徴や状態や変化をできるだけ、知っておくことが、大切です。


例えば、誰でもそのきになれば簡単に知ることができる「血圧」というものがあります。
この血圧をコントロールすることが出来れば、三大成人病といわれた、「脳梗塞」と「心筋梗塞」を予防することも可能になるからです。


日本人の成人男性と女性の年齢別身体的なデータを、大まかにピックアップしてみました。


年齢、性別でその特徴がよくわかるかと思います。
自分の身長や体重などと比較してみて下さい。


こういった一般的なデータと自分との違いを知ることで、予防対策を講じる一つの指針にもなります。

※但し、このデータはあくまで年齢別による平均値ですので、身長によって大きく数値が変わります。


詳しくご自身との状態を知りたい方は総務省のデータを参考にしてみて下さい。

http://www.stat.go.jp/data/nihon/21.htm


【年齢別平均値】

【男性】年齢別 (単位:cm 体重のみkg)
項目/年齢20~24 25~29 30~34 35~39 40~44
身長   170.4 171.0  171.3  171.0 170.5
体重   61.6  65.9  69.1   69.6  70.1
胸囲   86.8  90.6  93.5   94.1  95.1
腹囲   72.9  77.9  81.5   83.5  85.4
太もも囲 54.1  56.2  57.2   57.0  57.2
脹脛囲  36.3  37.4  38.0   38.1  38.2
首囲   35.8  36.7  37.4   37.6  37.8
手首囲  16.6  16.8  17.0   17.1  17.2


【女性】年齢別 (単位:cm 体重のみkg)
項目/年齢20~24 25~29 30~34 35~39 40~44
身長   158.2  159.0 158.4  158.5 157.9
体重   51.1   50.6  50.7  51.5  53.0
胸囲   81.6   81.9  82.0  83.1  84.5
腹囲   67.0   67.6  68.1  69.3  71.1
太もも囲 54.0   53.3  53.3  53.4  54.1
脹脛囲  34.3   34.3  34.2  34.5  34.8
首囲   30.9   31.0  31.1  31.3  31.8
手首囲  14.9   15.0  15.0  15.0  15.3