先日帰省した際に見つけた古いトミカも含め、16台になったコレクション。
そろそろ改造してみようと思い、娘の夏休みの工作の買い物ついでに3mmのドリルを買いました。
ベース車両は、先日リサイクルショップで買ったフェアレディZ、RX-7(FD3S)、RX-8、ミニクーパーの4台。
そしてホイールのドナーは、息子のプルバック式のミニカー(チョロQみたいなディフォルメされたやつ)。
ホットウィールみたいな大形ホイール・ロープロタイヤではなく、どちらかというとレース用のサイドウォールが厚いタイヤ。
なるべくお金をかけずにね…^^;
●用意するもの
・トミカ
・交換用ホイール
・3mmドリル(電動ドリルが楽ですが今回はダイソーで買った手動タイプ)
・プラス・マイナスドライバー(精密タイプ)
・ニッパー(はさみでも可)
・綿棒(赤ちゃん専用:持ち手が細いタイプ)
ボディとシャーシを分解
かしめをドリルで外す
トミカは車種によって、かしめが1個のタイプと2個のタイプがあります。
電動ドリルだと簡単だと思いますが、手動でやる場合は手間も2倍。
しかし、1個あたり10~15分ぐらいグリグリしてると外れてくるので、気長に削りましょう。
削っていくとシャーシがぐらついてきますが、あせって取り外そうとするとシャーシが破損することがあるので慎重に。
最後はマイナスドライバーでこじると外れると思います。
無事にかしめが外れると、ボディ、シャーシ、内装、ガラス、タイヤと分解できます。
スペーサーをシャーシの車軸部分にセット
ローダウンするには、シャーシとタイヤ(車軸)の間にスペーサーとなるものを挟めばいいので、手元にあった赤ちゃん専用の綿棒の持ち手部分を使用しました。
赤ちゃん用は通常の綿棒の持ち手の部分より細いのでちょうど良かったのですが、他にもプラ板でもボール紙でも何でも良いと思います。
綿棒をニッパーでカット
シャーシの車軸受け部分に合わせて綿棒をニッパーでカットします。
車軸の下に綿棒をセット
カットした綿棒をシャーシと板バネの間にセットします。
タイヤをセット
続いてタイヤをセットします。
ボディを被せて完成
分解した部品を元に戻して、かしめ部分を接着剤やハンダ付けなどで固定すれば完成ですが、後々ボディカスタムもする予定なので、ここではまだ固定していません。
フェアレディZ
(ノーマル車高)
このタイヤハウスの隙間はどうなの?
まあ子ども用のオモチャなので文句を言う筋合いはないのですが、車好きからすると改造したくなるのは必然のような気がします。
(ローダウン)
車高は適度に落ちたのにまだしっくりこないと思いませんか?
これは実車でもいえることですが、ローダウンしてもタイヤがフェンダーの内側にあるためカッコ良くなないんです。(斜めの角度からみるとよくわかります。)
そこでタイヤ(ホイール)のオフセットをマイナス方向にしてフェンダーとタイヤの隙間をそろえる、いわゆるツライチにするとしっくりするんですね。
ただし、実車の場合にはツライチにして、タイヤがフェンダーより外に出てしまうと車検に通りませんので注意が必要です。
まぁ、実車のことはおいといて、トミカの場合は他のミニカーからタイヤを交換することでこの問題を解消できます。
タイヤ交換
ドナー用ミニカーを分解
フロントタイヤを取り外す。
プラスドライバーで本体裏側のビスを外してフロントタイヤを取り外します。
リヤタイヤはプルバック機能(ゼンマイ)が付いているため使用しないので、2台使用して1台分のタイヤを確保します。
スペーサー(綿棒)とホイールをシャーシセットしてして完成です。
フェアレディZ
(ローダウン&タイヤ交換)
(完成)
RX-8
(ノーマル車高)
(ローダウン&タイヤ交換)
(完成)
RX-7
(ノーマル車高)
(ローダウン&タイヤ交換)
(完成)
最近の車なので大径ホイールの方が似合うとは思いますが、これはこれでいいと思うのです。
ミニクーパー
(ノーマル車高)
(ローダウン)
(完成)
ミニクーパーの縮尺は1/57のため、上記3台のようにホイール交換をするとタイヤハウスに収まりきらないのでノーマルタイヤでローダウンのみにしました。
キャデラック
(ノーマル車高)
(ローダウン)
(完成)
帰省した際に見つけたキャデラックなどの古いトミカは、車軸が現行のものより細く曲がりやすいので、変形しているものが多く修正して取り付けるだけでも見栄えは良くなります。
また、タイヤに交換しようとしても、車軸受けの間が狭いためそのままでは取り付けできないので加工が必要となります。
今回初めてトミカを改造してみましたが、ドリルを105円で買ったものの、他は家にあったのもでできました。
今後は、エアロパーツ取り付けや塗装にもチャレンジしていきたいと思っています。
「ここでき!」