先日クライアントから、Windows7でファイルの保存先をCドライブから常にDドライブにしたいという問い合わせがあり、マイドキュメントの保存先をC:\uesr\ユーザー名¥マイドキュメントからD:\マイドキュメントに変更する方法を教えました。
その時は解決したのですが、その後、クライアントから連絡があり「別のユーザーでDドライブにアクセスするとマイドキュメントのフォルダが開ける」とのこと。
そのクライアントのPCは4人のユーザーアカウントがあり、当然ながら他のユーザーのファイルにはアクセスできないはずなのにと思いながら、調べるため一旦電話を切りました。
社内のPC(ビスタ)で検証すると、確かにDドライブのファイルに他のユーザーからアクセスができる。
ファイル共有ならアクセス制限ができるが、PCの各ユーザーにファイルのアクセス制限の方法って?
ん~ ( ̄Д ̄;; と悩んでいるところに同僚のSさんの助け舟が。
ユーザーごとのアクセス制限の方法を調べて教えてくれました。
方法は以下のとおり
まずDドライブにアクセス制限をかけるフォルダ「test」
制限をかけたいユーザー「uesr」とします。
1、Dドライブに対象となるフォルダ「test」を作成。
選択し右クリックで「プロパティ」をクリック。
2.「セキュリティ」タブをクリックし、中ほどの「編集」をクリック。
3、「追加」「削除」のボタンがでてくるので「追加」をクリック。
4、左下の「詳細設定」をクリック。
5、中ほど右の「検索」をクリック。
6、下の検索結果にいろいろ表示されるので、「user」を選択し、「OK」をクリック。
7、選択した「user」が表示されていることを確認し「OK」をクリック。
8、上のグループ名またはユーザー名から「user」を選択。
9、下のuserのアクセス許可でフルコントロールの拒否をクリックしてチェックマークを入れ、適用をクリック。
10、下図のようなダイアログが出るので「はい」をクリック。
11、ユーザーの切り替えで「user」に変更して、Dドライブのtestフォルダにアクセスすると、下図のように警告がでれば成功。
以上、ざっくりですがアクセス制限の設定方法でした。
「ここでき!」
※2012/7/20 修正
・フォントサイズを大きくしました。
・強調色を赤からオレンジに変更しました。