大沼公園から、函館に到着し、そこから市電に乗り換える。
約30分程で、湯の川温泉駅に着き、そこに、この日の宿がある。
チェックイン後、まず宿自慢の温泉を堪能し、
(о´∀`о)
飲みに出た。
宿から歩いて5分ほどにある居酒屋に飛び込んだ。
北海道最後の夜だったので、贅沢する事にした。
刺身盛り合わせと豚串。
北海道で、グルメを味わえるのも、これで最後かと思うと美味くも寂しい感じだ。
肉のジューシーさも、魚の脂の乗りも、忘れない。
地酒も、美味くも、寂しい味に感じた。
生ラムの串も然りだ。
さて、〆といえば、ラーメンしかない。
隣の店は、ラーメンも出す居酒屋なので、ここに飛び込んだ。
(゜.゜)
店の人がいない。
留守…?
いや、すぐにやってきた。
ちょっと外に出てたみたいだ。
「お兄さん、隣で飲んでたの?あっち混んでたでしょう。うちは、今は、ガラガラだけどね、もう、すぐ、いっぱいになるよ。でね、うちの方が安いからね」
との事だ。
どうやら隣をライバル視してるみたいだ。
それで、ご主人オススメの晩酌セットを注文した。
つまみが3品にドリンク2杯つくという。
そりゃ得だ!
それが、これだ。
鱈のカツに照り焼き。
それに鹿のレバ刺しだ。
鱈は、甘く味つけた照り焼きやサクッとしたカツの食感が見事にマッチしていた。
鹿のレバ刺しは、思ったよりも臭みがなくスッキリとしていたが、それでも濃厚な味わいを楽しめた。
これは、たしかにお得だった!
また、この店には、たくさんのサイン色紙が並べられていた。
芸能界が来た訳ではない。
オーストラリアの人、台湾の人、韓国の人など、ここを訪れた記念に書いてもらってるそうだ。
なんと、俺にも、書いて欲しいと言われた。
(゜ロ゜)
店の素晴らしさを自分の名前と共にサラサラッと書いた。
隣の店をライバル視していたが、ここも全然負けていないと思う。
チャーシュー麺を頼んだが、それが、これだ。
このボリューム!
これに、トトロ昆布をラーメンの中に入れ、絡めて食べるのだ。
トロリとした食感が麺にマッチし、無我夢中で麺をすすった。
さらに小ライスもサービスでついていた。
スープの中にライスを放り、かっ込む。
〆として最高のフィナーレだった。
また、この日は、残念ながら売り切れになっていたけど、がこめ昆布で作った麺もあるらしい。
また、この地を訪れた時は、是非、食べよう。
最後にご主人は、どんどんうちの店を宣伝してくれ、と言っていた。
もちろんですとも。
食彩なとわの里 あん太郎食堂
気さくなご主人にリーズナブルで、最高のグルメを味わえるお店。
オススメは、晩酌セット。
鹿のレバ刺しは、超絶品!
俺のサイン色紙も拝める素晴らしい店は、ここしかない!
(* ̄∇ ̄)ノ
ちなみに、カラオケもできるそうだ。
湯の川温泉へお越しの際は、是非、ここを訪ねてください。
m(_ _)m
こうして、旅の最後に良い出会いがあった。
こういう事があるから、旅は、面白い。
次は、どこへ行って、どんな出会いがあるのだろう。
そんな事を考えていたら、もうまもなく、田舎の駅に着きそうだ。
旅は、これでおしまいです。
m(_ _)m