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 諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色。勝者必衰の理りがなんたら、かんたらとあるように。
 この世のカタチあるモノは全てそこはかとなく空虚である。人の生も努力も空虚である。僕は知っている、どんなに栄えて人に認められる仕事をした人でも、病や事故にあって底を這うような生を送っている人を。たとえ、善人だと人から尊敬されても悪人と等しく、病や事故や死からは誰も逃れられないことを。
  人はこの世の中に何も持たずに生まれ、そしてあの世にも何も持っていく事はできない。カタチあるモノが、無常であるようにカタチないものも壊れる時もある。
  それは心だ。人の心は移ろい、壊れる時もある。どんな人でも、老いには勝てない、病には勝てない。
  そう気づく時、僕は何のため、この世に自分が生まれてきたか疑問に思う。徳を積むため?修行のため?そんなの納得いかない。
  僕は生かされている事に感謝すべきなのだろうか。きっと、人は人生が順風満帆に行っているとき感謝に満ち溢れる。だが、苦境に立たされると人生の意味を己の価値を見失う。
  今、この瞬間徳を積み、社会貢献している人がこれを読むとなんという贅沢だと思うかもしれないが、気づいて欲しい。あなたの繁栄も永遠では無い事を。
  この世は空である。動物にも心があるがこの世やあの世といった概念はないだろう。今この瞬間を生きているのだから、本能で。しかし、人は時として悩む、苦境に立たされる。その時、この世が空虚である事を知ると思う。
   思った事なので、乱文で申し訳ない。移ろい、循環し、荒廃と再生を繰り返す世界の輪廻を超えられたら、生き物は救われるかもしれない。善も悪もない、ただそこにある星のような存在になった時に、生き物は救われるかもしれない。