ハーレーのエンジン始動時は勇ましい音がします。

1800cc以上の空冷Vツインエンジンですから当然と言えば当然。

妻にガレージ内でのエンジン始動禁止令を出されたほど。

 

そんなわけですから早朝のエンジン始動には気を使います。

特に始動直後の回転数が上がった状態。

これが迫力あるサウンドを響き渡らせる。

1分もアイドリングをすれば回転数も落ち着き、それほどの音量ではなくなります。

故に最初の1分対策が肝とも言えます。

 

そこで考えました。

マフラーに追加する消音機を作ればいいのでは。

検索してみると同じようなことを考えた方多数。

最も簡単に作れそうな段ボール式に決定。

自宅にあったあり合わせの材料で作成開始。

メインの材料はAmazonの段ボールと猫の爪磨き。

内側に消音のためのコルクシートを貼り付け。

猫の爪磨きはホームセンターで3個入り480円。

今回購入した材料はこの爪磨きのみ。

 

一通り作り終えたら内側をアクリル塗装でコーティング。

始動時のマフラーから排出される水分対策です。

基本紙ですから水分には弱そう。

塗装が乾いてから蓋を閉じて試作品第一号が完成。

画像の二つの穴にマフラー出口を突っ込みます。

 

早速試してみました。

消音機後方に配置した猫の爪磨きが排ガスを排出して尚且つ消音もしてくれます。

単に排気ガスを止めてしまうようなことをすればエンジンに悪影響が及びます。

 

検証のためスマホアプリで騒音測定。

なんとこれだけで70db程度に抑えられたのです。

ちなみに消音機から10㎝ほどの距離で測定しました。

車検などの規定にある50㎝離したらもっと下がるかも。

今後は60db以下を目標に改良を加えていきます。

達成できれば早朝深夜でも気兼ねなくエンジン始動ができます。

 

段ボール恐るべし!!