先日のサーキット走行で終わってしまったスーパーコルサSPの件。

本来SPは公道用のタイヤです。

一応公道もOKよ、としながらも実はレーシングタイヤなのがSCです。

ではありますが、最新のSPV3については、前作のV2とはだいぶ違うようです。

流石に1,200kmで終わってしまうタイヤを公道用とするのは如何なものかと・・・

 

これがフロントタイヤのアップ画像になります。

完全にスリップサインが出ています。

 

次にリアタイヤのアップ画像。

こちらはあと少し使えそうです。

ですが、コースで使うには摩耗が進んでしまっていると思います。

 

納車された時点からSP V3の超絶グリップは体感できていました。

癖がなく、多少の無理をしても全く滑る気がしない、そんなグリップ力と扱いやすさを感じるタイヤです。

残暑厳しきおりは当然のこと、気温が12度ほどに下がった山の上でもしっかりと温まり、温度依存性の低さも感じることができました。

コースでも、レースや本気のタイムトライアルなどでなければ、必要十分なパフォーマンスを発揮してくれるタイヤであることは保証します。

CBRの超絶パワーでもリアがニュル~とコントロール可能な滑りかたをしてくれます。

勿論、CBRの電子制御あってのことです。

そんなこんなで、こりゃ高価なだけのことはある。と、そう思ったのですが、減り方もバブリーでした。

 

このタイヤは自走でサーキット走行をメインに楽しむ方向けの、使用者限定タイヤですね。

だってね、前後で6万円以上のタイヤが1,200kmで終わったら笑うしかないでしょ。

たぶんなんですが、温度依存性が低い分だけ、熱を入れた走行で尚更摩耗が進むのでは、と思います。

寒い日は公道を走らない、トランポでサーキットに行く、という方には絶対にSCをお勧めします。

SCの方が実売価格もお安く、自走サーキット組以外はSP V3を履くメリットは無いですね。

 

そんなわけで、来月は走行会に参加を予定しているので、男らしくタイヤ交換しちゃいます。

SC V3を購入しようと思ったのですが、フロンの120/70の在庫がありませんでした。

そこで前マシンに装着して好感触だったタイヤのレーシングバージョンを購入しました。

トランポとウォーマーがあれば、サーキット走行はレーシングタイヤ一択!!

 

と、V3を履いて思いました。