桜前線異常ナシ

作詞:ワタルP
作曲:ワタルP
編曲:ワタルP
唄:初音ミク


巡り巡るこの季節 暖かくなってくる頃に
花を咲かせては色彩 虹を夢見ては来来
南から北にかけて 廻る廻る世界を覆う
この小さな花弁に託された その大きな夢物語


春の匂いに惹かれ ふらふらと外に歩み出す
人ゴミを掻き分けては ただひたすら空見上げて


いつか いつか 咲かせることは出来るのか 
ボクにはまだ水が足りないらしいようで


桜前線ハ異常ナシ この枯れた体は花のように 舞い上がれ
遠く遠くに見える 雲を眺めては目を閉じる


やがて時が過ぎ去り 足跡だけが増えてゆく
壊れた世界に詰め込んだ 見て呉れだけは凛凛
染み出す花の色 無くさないように飲み込んで
手探り前へ進む 何が正しいか分かりゃしない


この大きな星で 小さな芽つけるには
ボクにはまだ時間が足りないようでして


桜前線ニ異常ナシ この飢えた体に日を浴びせ 立ち上がれ
広い広い空に 雲ひとつも無い走り出せ さぁ


彩り出す桜並木 その一つ一つが綺麗で
桜前線異常ナシ 咲いた咲いた あーらららららん


まだ花は少ないけど 少しずつでいい
枝を伸ばして 蕾を増やし 大地に根を食い込ませ
高く高く 咲き誇れ




繰り返し一粒

作詞:猫虫P
作曲:猫虫P
編曲:猫虫P
唄:初音ミク(ミクver.) 鏡音リンAppend(リンver.)


都合よく映されてた錯覚 意味を失った言葉と自覚
ぽっかり空いたこの穴は二度と 返してと泣き迷った路頭
もういらないからいると邪魔だから 言いはしないけど聞こえてる
この気持ちが理解できますか もう嫌だ


ずっとずっと続けばいいな 進む先の甘い幻想
ガラス越しの微かな光 絡まって溶ける吐息


深い深い眠りに落ちた 腕の中で描き続けた
これが最初で最後の夢 無くなった私の場所だって


信じてたんだ本気で疑うなんて嫌で 離れていくような気がしたんだだけど
初めから全部嘘近付いてなんかない こんなに舞い上がって馬鹿みたい


愛してたそう伝えたのは 釣り上げるためのエサですか
玩具(おもちゃ)箱の中詰められて 飽きたら捨てられるんですか


フェイント表は特別待遇 ひっくり返せば利己主義態度
代わりはいくらでもいたんだって 気付かれた人形は即退場
並べられるもの比べられるもの 少し味見してすぐバイバイ
この気持ちが理解できますか さようなら


逃げられずについた傷跡 涙なんてもう出てこないや
綺麗な誘いですら全て 汚して見てしまうんだどうして


扱いやすかっただけ何でも思い通り こんなにもなるまで転がされた私
繰り返しの一粒消耗品扱い こんなに踊らされて馬鹿みたい


愛してるそう伝えたのは 飼い慣らすためのエサですか
散々遊んだその後は 捨てることすら忘れるんですか


そんな軽いフレーズなんだね 便利な道具だったんだね
どんなに後悔したって もう元には戻らない


愛してたそう伝えたのは 釣り上げるためのエサでした
中身なんかどうでもよくて 新しいものが欲しかっただけ


愛してるそう伝えたのは 飼い慣らすためのエサでした
あなたにとっては遊びでも 私は一生背負い続ける


都合よく映されてた錯覚 意味を失った言葉と自覚
ぽっかり空いたこの穴は二度と 返してと泣き迷った路頭
もういらないからいると邪魔だから 言いはしないけど聞こえてる
この気持ちが理解できますか もう嫌だ


フェイント表は特別待遇 ひっくり返せば利己主義態度
代わりはいくらでもいたんだって 気付かれた人形は即退場
並べられるもの比べられるもの 少し味見してすぐバイバイ
この気持ちが理解できますか さようなら


ロスタイムメモリー
作詞:じん(自然の敵P)
作曲:じん(自然の敵P)
編曲:じん(自然の敵P)
調声協力:ずきお
唄:IA


数年経っても影は消えない 感情ばかりが募って行く
踞って一人描いていた
炎天直下 坂道の上 滲んだ僕らが歩いていた
夏の温度が目に残っていた


「構わないでよ、」「何処かへ行ってくれ」君の手を払った
「行かないよ」なんて言って君は僕の手を掴んだ
「五月蠅いな」僕はちょっとの先を振り返ずに歩いた
『本当の心は?』



「聡明」なんかじゃ前は向けない 理由が無いから腐って行く
巻き戻ってくれれば良いのにな
何年経っても僕は死なない 希望論ばかりを唱えている
当然今日も君は居ないのにさ


「構わない、死ねよ、死ねよ」って手首を握って、ただ呪って
何も出来ないでただ、のうのうと人生を貪った
「夏が夢を見せるのなら、君を連れ去る前へ」なんて
照れ隠しした日々が 空気を照らして脳裏を焦がしていく


18歳になった少年 また何処かで待っていたんだ
カゲボウシ滲む姿を思い出して
炎天下に澄んだ校庭 笑っていた君が今日も
「遊ぼうよ」って言ってユラユラ揺れた



「心配です」と不器用な顔 隣人なんかには解んないさ
悲しそうなフリをしないでくれ
朦朧、今日も不自然でいよう 昨日のペースを守っていよう
君の温度を忘れない様に


叶わない夢を願うのならいっそ掠れた過去を抱いて
覚めない夢を見よう 当然の様に閉じ篭って
「それじゃあ、明日も見えないままですよ?」
それならそれで良いさ
つまらない日々を殺す様に手を染め、『一人』を選ぶから


18歳、腐った少年 また今日も祈ってたんだ
色めいた君の笑顔にしがみついて
炎天下に「どうかいっそ連れてってくれよ」なんて
呟いて息を静かに止めた



「聞こえていますか」と声が消えた
理由もなんだか解っていた
夏の温度に手を伸ばしていた


炎天下、願った少年 「あの頃」に立っていたんだ
夏めく君の笑顔は変わらなくて
「死んじゃった。ごめんね」なんて
「『サヨウナラ』しようか」なんて
寂しいこと言わないで 往かないで
カゲボウシがそんな僕を見つめていたんだ