6年ぶりに自身のmixiを開くと、面白い記事があったので以下に転載。
調査において感じた大切なこと
日時:2012年05月22日23:57
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調査において大切なこと
1.「自分の調査レポートを読むのは誰なのか?」ということを常に意識すること。
2.「読む人が気になることは何か?」を考えること。
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調査レポートを書くには
まず調査する対象の概観を知るためにざっとした情報を集める。そして読む。ここでどんな種類の情報をどれくらい集めるのかの調整が難しい。
ざっとした情報が集まった後に、それを整理する。整理する軸を選ぶ際には「全体感が出るか(MECEか)?」「その軸は読み手にとって興味をひくものか?」を考慮する。
ここで全体感を出せないと後で苦しい思いをすることになるので、慎重になる必要がある。
そして全体のストーリーを作る。
こうすることで良いことがある。早い段階で上司とアウトプットイメージを共有できるので大きく方向を外す可能性が少なくなる点である。
また読み手に対して「最終的に資料は未完成です」は通用しないので、最後まで先に通しておくことで
その後はそのストーリーを中心にもう少し深い内容のレポートを探し読む。
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ここで大切なことは2つある。
それは
1.「自分が読んでいる内容は自分が作ったストーリーの中のどこに位置しているのか?」という視点を忘れないこと。
2.「先に情報を読んで、後からレポートにすればいい」という考えをやめること
である。
自分があまり知らない分野に関するレポートを書く場合、レポートの内容を読んでそれが自分のストーリーのどこに対応するのか記憶しておき後で調査レポートにその情報を組み込むというのは難しいと個人的に感じる。
そうした場合、読んだはずの情報をまた読まなければならないという2度手間が発生し非効率である。
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次に今読んでいるレポートの内容を自分のストーリーの対応している部分に肉付けしていく。
さきほど苦しい思いをすることになると述べたのはここのことを言っている。
自分の作った流れに全体感がなく、更に領域がダブっていると肉付けしようにも今自分が得た情報がストーリーの中でどこに位置しているのかわからなくなる。
結果、ストーリーを組みなおす必要が出てきて非常に手間がかかることになる。
これで一通りある程度深い情報を読み終わったら、次は細かい情報を「読み手にとって重要」だと思われる順に時間の許す限り集める。
そうしてレポートが完成する。