こんにちは、UNTRACK magazine の中の人、Keitaです。

最近はウィークデイにロードを走り、
ウィークエンドはトレイルに行くサイクルができてきました。

特にトレイルのレースにエントリーしている訳でも無く、ただロードを走っているだけでは得られない事も多くあり、非常に良い練習になります。


THE NORTH FACE / TR-ZERO 2.5L


◾️トレイルを走る時に大事な事


"…郷に入れば剛に従え"
ということわざがあるように、
トレイルを走る時にはもちろんルールがあります。
これは、ロードを走っているランナーが、
トレイルで練習する時に必ず大事なルールとなりますので、今回は参考までに書いておきます。
(筆者は元々はハイカーですので、ハイカー目線ではありますが…)



初めて行くポイントは一人では行かない

まずはできれば経験者と行くことが望ましいです。これは基本中の基本。
ある程度ルートを知っていると、知っていないとでは、かなり条件が変わります。何よりもケガをした際や、ルートを外れた場合にも人と居ると危機回避力が高く、安全にトレイルを走る事ができます。


ルートは事前にチェックしておく

こちらも基本中の基本。「◯◯山 トレイルラン」でググれば、先輩トレイルランナーのログが簡単に見られる時代。これは参考にしない手はありません。より正確に、より安全に行程をこなせるようにする事ができます。


BPに基本装備をまとめる

BP(バックパック)は日帰りであれば、〜6.5L程度の収納力があれば良いです。その中に収める基本装備は、レインジャケット、薄手のフリース、グローブ、熊鈴、ジェルなどの補給食、飲み物、ワセリン、などが必要です。
「なんでワセリンいる?」と聞かれる事がありますが、これは登山の知恵で、擦り傷などの際に使うのは勿論、軽度の雨の際には肌に塗ると撥水し、気温が高い雨の際等には使えたりもします。
また、熊鈴は「自分はここにいますよ、接近していますよ!」というサインにもなりますので、他者を追い抜かなければならない際にも役立ちます。


人とすれ違う時は必ず立ち止まる

トレイルランナーあるあるですが、すれ違うハイカーやランナーを確認したら、立ち止まり、歩いてすれ違うようにすべきです。
これは衝突等、危険回避と迷惑とならないようなマナーです。
登山のルールでは基本的に「登り優先」となっているので、人気の高山や山域を走りに行く際には必ず気をつけてください。
これらのルールが守られなかったが為に、ランナー禁止の山域もあります。
「どうぞ」と道を譲られた場合には先に進んで構いません。


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ログをとっておく

トレイルを走る時はログを取る事で、獲得標高や移動距離、移動時間を知る事ができます。
これを知る事で、今後新たに走るトレイルの計画を立てる目安にもなります。特に森林限界以上の高山域での活動では、アップダウンの激しいルートもあることから、自分の走力に見合った計画を立てる必要がありますが、ログをとっておくことで、比較的簡単に計画を立てる事ができます。




これらの事が基本的に守られるべきことだと思います。
山では、気遣い心遣いのできる方ほど、尊敬されるに値すると思います。
みなさん是非安全に、お互い安心してマウンテンライフを楽しみましょう。
「One mountain, One heart」の精神で。