<小学生の頃>

姉は中学受験をしようと頑張っていた。


毎日遊ばず勉強をしていた。


行きたくもない塾に行っていたらしい。


そんなこんなで気ままに遊んでいる私が腹立たしかったようだ。


私がレゴブロックで遊んでいると大体壊される。


それくらいならまだいいが、イライラが溜まるとレゴブロックを投げられた。


そんな事が続くと私も何とかしてやり返してやろうと考える。


もちろん3つ上の姉に力では敵わない。


考える。


姉にはお気に入りの人形があった。


注目するのはその人形の足元。


靴を奪ってやろう。


足元がお留守ですよと言わんばかりに靴を脱がす。


その靴にレゴを詰め込む。


姉が気づいて怒鳴っていようと詰め込む。


結局しっかり殴られたが、爽快な気分だった。