私はアラフォーの男、既婚者である。そして市中病院の勤務医である。

医師になって十数年、結婚して数年、病院で働く女性医師達を数多く見た。

 

女性医師は、学生時代の恋人や初期研修の同僚とさっさと結婚してさっさと子供を産む一群の人たちと、30代なかばまで独身でいる人とに二分される。

そのまま生涯独身のひとも多い。

 

独身であろうとなかろうと人の勝手なのだが、私は女医は素晴らしい妻・母になれる可能性が高いと思っている。

 

私の妻・私と妻のそれぞれの両親・私と妻のそれぞれの兄弟・両親のきょうだい達はみな医師である。
 

医師同士の夫婦はお互いの仕事を誰よりも理解しており、ライバルなんかではなく、人生の最良の同志と言うべき存在になり得る。医師のことを理解できるのは医師しかいない。



両親を見ても、私たち夫婦を見てもそう思う。

 

 

女性医師が生涯独身とは、何ともったいないことか!

 

 

経済的に自立しているが故に独身率が高くなるのであろうが、女性の社会進出の結果独身化が加速するなんて、悲劇以外の何物でもない。

 

医師はみな、身寄りのない患者の診療をし、孤独な老後がどういうものであるか、孤独な人間が病気になったときのつらさがどんなものであるか、毎日のように見せつけられているはずだ。

なぜ我が身に置き換えて考えないのだろう?

 

独身であろうと結婚しようと、それは個人の自由だ。

しかし一つだけ私が言えることがある。

 

 

私には結婚して悪かったと思われる事柄はひとつもない、ということだ。

 

 

結婚に伴うのは良いことだけである。一緒に生きられる人ができ、親戚が増える。お金の大切さが理解できるようになる。

 

読まれるかどうかは分からないが、将来結婚したいと思っている女性医師達にむけて、メモを残したい。