
今、効果のある販促ツールってなんですか?
これも良く質問をされるテーマです。
ビジネスを営む上で絶対に欠かせないのが販促ツールですよね。
どんな人でも名刺のひとつぐらいはもっているものです。
販促ツールの使い方次第で利益が変わっていくことはみんな知っています。
しかし、販促ツールをきちんと使いこなしている人がほとんどいない。
これもまた事実。
特に日本人は商品やサービスの質を上げることは徹底的にこだわるのに、
販促ツールの使い方に無関心過ぎる。
どんなに良い商品があっても
どんなに素敵な魅力があったとしても
相手に伝わらなければ
意味がありません。
その役割を果たすために販促ツールを利用するわけです。
名刺、ホームページ、チラシ、ブログ、ニューズレター、SNS、ad広告
など様々な種類の販促ツールがありますよね。
今では、各ツールを使いこなすノウハウや事例は
ネットや書籍などで簡単に手に入る時代です。
しかし、そのツールの可能性は示してくれるけど、
あなたのビジネスにあうかどうかまでは教えてくれません。
一昔前、販促ツールのほとんどが印刷物でした。
当時は自社内でプリントするなど考えられない時代なので、
制作はプロにお任せすることになります。
つまり、印刷屋さんや広告代理店ですね。
ほとんどの場合、印刷物制作のプロではあっても、
残念ながら販促ツールのプロではありませんでした。
しかし時は高度成長期、
日本ではモノを手に入れる事で人々は幸せを感じてくれた時代だった。
基本的なルールに沿った内容で制作がされていれば、
人々の目に付くチャンスを得られる販促ツールの効果は
それなりに上がっていました。
いまあなたは、一日のうちでいくつの広告や販促ツールに出会いますか?
現在では、テレビ・ラジオ・カンバン・チラシに加え、
インターネットという巨大情報網からのコンタクトが加わりました。
HPを開く度に広告を見せられ、これでもかというくらいメール広告が届く。
こんな状態では、以前の感覚で制作された
‘人目に付くための販促ツール’ など、効果が薄れていきます。
結局、反応の落ちていった過去のツールは、
効果の出ないダメツールという烙印を押される。
そして次から次へとみんなで新たなツールに飛びつく。
だいたいこんなパターンで
販促ツールのトレンドは変化しているのです。
ちょっと、まって下さい。
みんなが同じツールで仕掛けたら、
それこそまたすぐに廃れてしまうのではないでしょうか?
新しいツールは目新しいから効果があると考えられませんか。
効果のあるツールだと世の中に広まってからでは、
もう手遅れの場合が多いということです。
これでは、昔の広告やさんの作る販促ツールの次元から何も進化していない。
実際に、こんな時代でも良い結果を出している経営者さんは、
そのあたりをよく分かっています。
効果のあるツールを探すのではなく、
自社の発信すべき内容が
最も生かせるツールを選んでいます。
今ではだれもが古いと烙印を押されたアナログツールも
上手く取り入れているのが特徴です。
これら小規模経営者の成功事例にこそ、
効果のある販促ツールの真実が隠されているんですよ。
だれかの真似をして成果を上げようという他力本願から、
そろそろ脱出する時期だと私は思うんですけど・・・
いかがですかね?

